岡山ママブロガーのマイコです。
元小学校教諭です。
小学3年生の娘がいます。
休校中の親子学習の一助になればと思い、ご家庭で簡単にできる指導案を紹介しています。
今日は、音楽『春の小川』です
春の小川 明るい声の出し方
教科書の冒頭部分に、「春の小川」のめあてが書いてあります。
明るい声を出すには、歌うときの姿勢と口の開け方、目線などがとても大切です。
参考までにポイントを書いておきますが、家庭で指導はなかなか難しいかなぁとは思います。
ただ一緒に楽しく歌っても十分だと思います(^^)/
- 足を肩幅に開く。
- 背筋を伸ばし、軽くあごひく。
- 重心を足の親指の腹に集め、少しだけ前傾姿勢になり、丹田(おへその下3㎝くらいの場所)で支えを作る。
- 視線は斜め45度くらいを見る。
- 口は縦長に開ける。
- 親指を加えて口をとがらせるように前に出す。
- 舌は常に下の前歯に軽く触れる位置に柔らかくおく。
- 頬から上の表情筋を上にあげる。(写真を撮るときにいい顔をする感じ)
- 鼻から吸って腹式呼吸で歌う。
姿勢をよくして鼻から吸って歌うだけでもかなり声の通りが良くなるので、余裕があればやってみてくださいね☆
音階で歌おう
『ドレミで歌おう』で音階を習いました。
楽譜の音符の動きをみながら、音の高低をつかみます。
指で追いながら歌うのもいいですね。
ドレミの歌で紹介したように、アイーンの手を上下に動かして音の高低を表現してもいいですね。
- ラ:頭の上
- ソ:おでこの前
- ファ:鼻の前
- ミ:あごの前
- レ:のどの前
- ド:胸の前
情景を思い浮かべながら歌詞で歌おう
ブレス記号(v)に気をつけて歌います。
休符をしっかり休みましょう。
あとは、教科書の絵を見てイメージをふくらませ、歌詞の情景を思い浮かべながら歌いましょう。
伴奏のみの動画もあげておきます。
ミニリトミックで小川の中を泳いでみよう
最後にリトミックを紹介します。
はじめに、教科書の川の周りに咲いている花をみて、花の種に変身します。
芽を出したくて仕方がないタネになりきって小さくなってしゃがみ、手のひらを合わせて頭の上に置きます。
ドレミファソラシドと、音階が上がるにつれてにょきにょき生えて成長し、最後に万歳して花を咲かせます。
音の高さを身体全体で表現し、音の高低をつかむリトミックです。
そのあとは川の中の魚になったつもりでスイスイ泳ぎ回ります。
家の中で実際に動いてみてください。
私の英語リトミックの教室では、月に一回、小学生の子どもたちともこういった季節の曲に合わせたリトミック活動を喜んでしています。
聞き分ける音は毎回増え、子どもたちは汗をかきながらたくさん動き回り、集中した楽しい時間を過ごしています。
全身で音楽を表現する活動は、自然と身体が動き、ピタっとハマるととても気持ちがよく、盛り上がります。
音楽が止まると、体の動きもピタッと止めます。
大きな魚は低音の2分音符で表現し、重厚感を出します。
小さな魚は高音の8分音符で表現し、軽さをだしました。
子どもたちは自然とステップの歩幅が変わります。
こういう表現を通して、音楽の世界に入りこみ、音価や表現力・創造力を育むことができます。
将来の楽器演奏にも、リトミックで全身を使って音楽に浸った経験が生きてきます。
動画はメモリーが切れちゃって最後がぶちっと切れてしまいました(/ω\)取り直す余裕がなかったのでそのままのせています。また余裕のある時に取り直してアップしなおします☆
リトミック、楽しいのでぜひやってみてくださいね☆
以上、春の小川の紹介でした。
参考になったら嬉しいです☆