岡山ママブロガーのマイコです。
元小学校教諭です。
今日も小学3年生の娘ときつつきの商売の勉強をしました。
親子で簡単にできるレッスン指導案を紹介しています。
参考になったら嬉しいです☆
きつつきの商売 段落わけをしよう!
子どもたちは、2年生で段落を学んでいます。
3年生は国語辞典を使い始めるので、さっそく復習も兼ねて、国語辞典で調べさせました。
- 長い文章を分けた時のひとまとまり。【参考】行の頭を一時下げて書いてあるひとまとまりを形式段落という。形式段落を内容の上からさらにまとめたものを意味段落という。
- 物事の区切り。切れ目。
※形式段落で番号をふっていきます。
国語辞典で出てきたものは、ずべて音読させています。
知らない漢字にも出会えるし、言葉の勉強になるからです。
ノートにまとめさせてもいい自主勉強になりますが、もも子はそこまでするとやる気が持続しないので、音読に留めています。
もも子には、私の洗濯物干しの待ち時間中に全部の段落分けをさせましたが、長いので1場面ずつやっていってもいいと思います。
会話文の中の行の始まりが1文字分下がっているので、そこで混乱していました。
言葉が続いていることを確認し、段落わけの答え合わせをしていきました。
2つ見落としがあり、そうすると後ろが全部ずれちゃいます。
書き直しをさせればやる気がなくなるのが目に見えていたので、訂正箇所を一緒に確認しながら私が書き直していきました。
親子レッスンは、子どものやる気を下げないことが大事です!
あまり厳しいことを言わず、和気あいあいと進めたらいいなぁと思っています。
ついでに、国語辞典で、場面の意味も調べさせました。
- あることが起こっている、その場の様子。状況。
- 映画、劇、文学作品などの、ひとまとまりの部分。シーン。
段落わけがあっているかどうかチェックできたら、1場面の音読をします。
きつつきの商売 1場面の音読をしよう。
よく分からない言葉に線を引きながら音読させました。
登場人物とあらすじの確認をしよう。
きつつきは何屋さん?
野うさぎは?
野うさぎは何を買ったの?
いくらで買ったの?
よく分からない言葉を確認しよう。
- えりすぐり
- ぶな
- みき
- こだま
- うっとり
それぞれの言葉を、国語辞典等を使って確認していきます。
えりすぐり
- →よりすぐり
- 特に選ばれたよいもの。えりすぐり。
※よりすぐる。
- たくさんの中から、優れたよいものを選び出す。えりすぐる。
ぶな
山地に生える落葉高木。五月ごろに黄色い花がさき、秋に葉がおちる。家や家具の材料などに使われれる。
辞書の内容で、ぶなのこと分かった?
そりゃそうだよね(笑)
ipadで、Siriさんに聞いてみようか?
せっかく家庭学習なので、デジタル検索の勉強もさせています。
これから先の世の中、辞書で調べることも言葉の勉強の上ではとても有益ですが、いかに早く正確な情報にたどり着けるかもとても大切な技術です。
どんなツールを使って、どう聞けば目的の答えが得られるのか。
子どもと一緒に使いながら教えていきたいと考えています。
このキーワードで聞いても、写真フォルダの中で、木が映っている写真しか出てきません。
そこで、言葉を変えてみました。
『歩奈画像』となって、目的の物は出てきません。
この3つのキーワードでやっと目的のものが出てきました。
Web検索にもコツがいります。
大人はなれているから自然にできますが、キーワードを並べるという経験をさせ、上手に検索できるようにしてあげたいなぁと改めて思いました。
こういうことが丁寧にできるのは家庭学習の良さだなぁと思います。
みき
- 樹木の、枝をつけている太い部分。
- 物事の大事な部分
この場合、1と2どっちの意味?
ん…。違う。この場合は、1の意味だよ。
も、ももこよ..。あんたには力がいりそうだね(;´Д`)
ちょっと心配になったけれど、子どもはこんなものかもしれないなぁと気を取り直し、木の幹をより理解できるよう、教科書の絵を使って幹を確認させました。
樹木の、枝をつけている太い部分が木の幹って今わかったよね。
じゃ、木の絵のどこが木の幹か、色で塗ってみて。
しっかり「みき」がわかったところで、次の言葉です。
こだま
こだまってわかる?
あぁ、あれも確かにこだまだね(笑)
でも、このお話には合わないよね?
辞書で調べてみようか。
声や物音が、山や谷にぶつかり、はね返って聞こえること。山びこ。
分かった?
じゃぁ、お母さんがこだまするから、ももこ、コーンって言って。
コーン!…コーン..、コーン。
コーン!
何やら楽し気なようすにうめこ(5歳)が黙っているわけがありません。
……。
うっとり
うっとり聞くって、どんな感じかな?
ちょっと野うさぎになってやってみて。
顔で表現するもも子。
それ、どんな感じを表現してるん?言葉にしてみて。
ふんふん。
辞書で調べてみようかな。
辞書引きにうんざりし始めてきました(/ω\)
好ましいものに心をうばわれ、よい気分になること。
親子で一緒にうっとりを表現して遊びました(笑)
四分音符分って、どのくらい?
四分音符分って、ちょっとわかりにくいですよね。
音楽の勉強にもなるので、子どもと一緒に手拍子に合わせてやってみました。
思ったより短いですね。
きつつきはどこにいる??
きつつきが止まった場所はどこでしょう?
なんでわかったの?
教科書のどこに書いてあった?
この質問は、本文から正確に情報を読み取る力をつけるためにしました。
そのうえで、なんで木のてっぺんのみきにとまったのか、その理由がももこの最初の答え:森中に響き渡らせるため。と、結びつけました。
次の質問で、本文の記述から、物語の情景を考えさせました。
きつつきはどんなぶなの木にとまったの?
そうだね。14段落に書いてあるね。
さっき調べたぶなの木の画像を思い出してね。大きなぶなの木があるってことは、きつつきや野うさぎがいる森は、どんな森?
ほかにも本文から正しく情報を抜き出す練習として、ぶなの音はメニューのどこに書いてあるか、メニュー表に見立てた紙を指差しさせ、本文のどこに書いてあったのか確認ました。
きつつきと野うさぎになって、吹き出しを書いてみよう!
最後に、きつつきと野うさぎがなんて言っているのか、自由に書かせて遊びました。
ついでに、周りにいた動物が何を言っているのか。
ぶなの木がなんて言っているのかも書かせて遊びました。
まとめ
以上、1場面の親子レッスン指導案でした。
辞書引きはたくさんあったから、ヒィヒィ言ってましたね(笑)
よくがんばりました。
学校と違って1対1なので、丁寧に教えれて楽しいです(*´ω`*)
学校からはまたどんな指導が入るのかはわかりませんが、場面分けとかするのかな…。
教科書26、27、28ページにどう学習をすすめたらいいのかが出ていますね。
そこを参考にしながら親子レッスンを進めていくのもいいと思います。
私は家庭学習は楽しさを重視したいので、言葉のやり取りやWebを活用しながら進めています。
以上、私流親子レッスン指導案でした☆
登場人物は誰?