自宅で小さな英語子ども教室をしています。
最初は自分の子どもに英語を教えるついでにほかの子どもたちにも教えてあげられたらいいのではないかと思い、始めました。
長女が4歳の時に立ち上げ、その長女も今や13歳。
この春に中学2年生を迎えようとしています。

約8年前、公民館でワチャワチャと幼児向け教室を始めました。
そのころから通ってくれている子どもたちも娘と一緒に成長し、多くが中学生になりました。
今は、英検受験を目標にがんばっています。

英検準2級から英検5級まで、受験した子はみんな、それぞれの目標の級に合格しました。
私の教室は、高校受験の前までに、英検準2級取得を目標とし、希望する子はそこまで指導しようと考えています。
始めは手探りで始めた教室でしたが、今振り返ってみれば、とてもいい流れで指導してこれたと感じています。

自分が教えてきた子どもたちは、一人残らず本当にみんなかわいくて、とても大切です。
教室を卒業する子も出てきたし、様々な事情で教室を辞める子もいます。
みんなの成長はとてもうれしく、一人ひとり、会えなくなるのはとてもさみしいです。
学校の子どもたちも同じです。
個人教室とはまた違った関係性と楽しさがあります。
3月は別れの季節。

もうこの子たちに教えることができなくなるのかと思うと本当にさみしくて、最後のレッスンでは泣いてしまいました。
私のような働き方(非常勤講師)の先生は、いろいろな学校を転々とします。(条件が合えば、継続して同じ学校で教えることもあります。)1年ごと、職場が変わり、新しい子どもたちや先生方と、また1から関係性を作っていきます。
授業が軌道に乗るまで、全く気の抜けない時間がもうすぐまた始まります。

子どもの成長と一緒に、私も成長してきました。
子どもの転機と一緒に、私にも転機が訪れます。
この先どう生きていこうか…。
一定の成果は感じつつも、自分で選んだこととはいえ何回でも訪れる転機にいつまでたっても安定しない私の人生です。