岡山ママブロガーのマイコです。
娘は小学3年生です。
元小学校教諭で3年生を指導した経験があります。
休校中の親子学習のお役に立てたらなぁと思い、親子でできる簡単な指導案を紹介しています。
当時と今と教え方は変わってるのかもしれませんが、我が家なりに工夫しながら家庭学習をしています。
今日から「きつつきの商売」の勉強に入りました。
この物語は長いので、何回かに分けてレッスンする予定です。
新出漢字は11文字と多いので、1日3文字ずつ教えています。
今日は、初回の導入レッスン案のご紹介です。
物語を読む前に行うと効果的ですよ。
もし読んでしまっていても、物語の世界観が拡がるので参考にしてみてくださいね(*’ω’*)
きつつきってどんな鳥??
ももこは動物が大好きなので、動物のことは結構よく知っています。
山登りで見かけたこともあるので、きつつきと聞くと、目をキラキラさせてのってきました。
よく知ってるね!
今日のお話は「きつつきの商売」というお話です。
お話に入る前に、きつつきについてもう少し調べてみようね。
私は現役の時もよく動画を使って物語の世界に子どもたちを誘導していました。
せっかく家庭学習なので、理科的な意味も込めて、きつつきがどういった鳥なのか、調べさせました。と言っても難しいことは無理なので、YOUTUBEを使って動画を検索し、きつつきの動画を見せました。
他にも、鳥の鳴き声の集まる動画があり、娘と一緒に見て、とても楽しかったので紹介です↓森の中にいる感覚になり、とても素敵な動画でした。
導入に動画を使うことで、物語に入る前に森やきつつきイメージを膨らませ、子どもに臨場感をもって物語を聴いてもらうことができます。
動画やネットで調べたことから、分かったことをまとめていきます。
まずは分かったことをノートに書かせます。
それから発表させ、私が黒板の代わりにまとめていきました。
- 色んな種類がいる。(コゲラ、アオゲラ、アカゲラなど)
- 首の筋肉がすごい。
- 小さいのにパワフル
- 頭で木をつつくような、人間にはできないことができる。
- 蛇と戦うなど、勇気がある。
(↑ももこメモ)
ももこの分かったことを聞いた後、補足的に発問していきました。
- 森の中。
- 太くてがんじょうで、高くてまっすぐな木。
- 広い公園にもいる。
子どもの言葉をまとめていきます。
- 木の実
- 虫
- 種類によっては小動物(ねずみなど)を食べる。
- 食べ物を探すため。
- 巣をつくるため。
きつつきが空けた穴はみんなのすみかになる。
- きつつきのす→
- リス・モモンガなどのす→
- フクロウのす→
- ツキノワグマのす→
- 倒れる。
- タマムシやカミキリムシのす→
- クワガタやシロアリのす→
- 倒れた木が土になり、また新しい木を育てる。
動画やきつつきに関する情報をipadで調べ、これだけのことが分かりました。
参考ブログ:きつつきは森の大工さん (←ありがとうございます。)
きつつきは何を売っているんだと思う??
きつつきについてよく分かったところで、題名にふれて一緒に考えていきます。
これから読むのは「きつつきの商売」というお話です。
きつつきは何を売ってると思う?
ん~、お家!
虫や木の実!
あとは、みんなのお家を大工さんになって作ってあげるかな。
修理はちょっと無理だと思うけど。
なるほどね!きつつきはいろんな商売ができそうだね。
今から「きつつきの商売」を読むね。何を売ってるんだろうねぇ…。
初めて出てくる漢字があるから、フリガナを書き込みながら聴いてね。
娘の通う学校は休校中なので、学校でみんなと同じように教科書を使えるように、家庭での学習は教科書をコピーしたものに書き込みをさせていきました。
親の音読を聴きながら、フリガナを書き込もう。
親の音読を聴かせながら、初めて読む漢字にフリガナを書き込みさせていきます。
子どもの書くスピードに合わせて、途中で止まってあげるといいですね。
音読が苦手な方は、私の音読動画を使ってくださいね☆
お話の感想をかこう。
はじめてお話を聴いた後は、初発の感想をノートに書かせます。
きつつきは、本当にいろんな音が出せれるんだな。
コツコツコツ、ドシャドシャドシャなど、木だけでいろんな音が出せるんだろうな、と思った。
人間も木で楽器を作るから、木は大事なんだと思った。
ピアノ、椅子、机、床、ぜんぶ、木がないと作れない。
もし木がなかったら、家もできなくて、ご飯を外で食べないといけなくて、大変だと思った。
木の価値の話になり、なんだかおもしろい感想になりました(笑)
導入の森の大工さんが効きすぎたようですね(*´ω`*)
初発の感想を聞く限り、もも子は野ネズミたちが効いた雨の音を、きつつきが出した音だと勘違いしてそうですね。
これからの場面ごとの学習で、ちゃんと物語を読めているか、丁寧に確認していこうと思います。
なんだか物語から離れてしまったので、ひとつこちらから発問をしました。
ここまでで今日はおしまい。
次回は、段落を書き込み、場面ごとのレッスンに入る予定です。
新出漢字を確認しよう
- 商
- 動
- 物
- 開
- 族
- 葉
- 実
- 所
- 面
- 登
- 事
一度にたくさんやっても覚えられないし疲れるので、今日は最初の3文字を勉強しました。
漢字は書き順、止め、ハネ、はらいが大切です。
最初にポイント確認してから、指書きをして書き順を覚えます。
指書きのときに、止め、ハネ、払いがちゃんとできるまで何度も繰り返して教えます。
しっかり指で書けるようになったら、ドリル等を使って実際に鉛筆で書いて覚えましょう。
よければ書き順動画を作ったので、使ってくださいね!
まとめ
以上「きつつきの商売」導入レッスン案でした。
娘は動物が好きなので、こういう導入がぴったり合っていました。
せっかくお家で学習できるので、学校ではあまり自由に使えないYOUTUBEやネット情報をつかって導入を工夫すると、面白さがグッと上がります。
授業と直接関係がないようなことでも、理科や図工など、教科をまたいだ学習にもつながります。
以上、参考になったら嬉しいです☆
まだまだ長い休校期間。
イライラすることも多いけれど、なんとか頑張って乗り切りましょうね(*´ω`*)
きつつきってどんな鳥か知ってる?