『自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス』矢作直樹著 レビュー

岡山ママブロガーのマイコです。

リトミックをはじめて早3年

リトミックをはじめて、新しい仕事が増え、切磋琢磨しあえる素敵な友達にも出会えました。

継続は力なり、ですね。

コツコツ続けてきてよかったです。

 

3年前にリトミックの扉を開いたとき、今、ここに現在ある、この未来が作られました。

今日は、過去、現在、未来、全て「今」同時に作られている。

という概念が自分で消化できたので、学びメモです。

矢作直樹著『自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス』

今日、試験会場に向かう電車のなかで、矢作直樹さんの『自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス』という本を読みました。

著者紹介
矢作直樹さんは、東京大学大学院医学系研究科緊急医療分野教授および東京大学医学部付属病院救急部・集中治療部部長となり、15年間にわたり東大病院の総合緊急医療体制の確立に尽力された方です。(著者紹介より抜粋)

自分の身体と心の声を聴き、自然と調和しながらしなやかに生きるためのアドバイスがたくさん書いてある本です。

一つ一つがコラムのようになっていて、サラっと読める本です。

読みながら肩の力が抜けていきました。

穏やかな語り口の素晴らしい本なので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

この本を読み終え、本書のアドバイスにあったとおり、ぼ~っとする時間をとっていました。

カタコト電車に揺られながら、浮かんでくる想念をただただスルーしていました。

 

電車をおりて家までの道を歩きながら、時間の概念がコトリと腑に落ちました。

過去も未来も、「今」の連続

過去、現在、未来、

この三つを、私たちは「時間の流れに沿った」それぞれのライフステージと位置づけています。

時間は過去から未来に流れている、と考えています。

過去も、現在も、未来も、「今」の連続です。

今という、瞬間、瞬間の連続体が、私たちが時間と呼ぶ存在です。

(中略)

もっと良い未来のために、そう願って必死に働く。懸命に働くことは素晴らしいことですが、そもそも未来が今の連続である事実を考えると、常に私たちは未来の中心にいます。

いつか来る未来ではなく、毎分、毎秒が、未来です。

(中略)

を楽しめるなら、過去の出来事への「意味づけ」が必ず変わります。

そんなこともあったけれど、今が楽しいからいいやと納得できます。

今を楽しむことで、過去も変えることができるのです。

(p。161より引用)

時間は伸び縮みする。

以前読んだ、あの世とこの世の境目の話も思い出しました。

過去も現在も未来も、あの世もこの世も、今、この瞬間にすべて叩き込まれている。
星空を見上げる人

『宇宙の根っこにつながる生き方』天外伺朗著

2017年2月14日

 

起きた出来事に意味を与えるのは自分自身。

その時はしんどい出来事でも、後から振り返るとあの時のあの出来事があったからこそ、今の自分がある。

そんな過去がたくさんあります。

過去の意味付けは後からいくらでも変えることができる。

 

過去も未来も自分で直接手を加えることはできません。

でも、「今この瞬間」の行動が、未来を作り、過去の意味付けを変えていきます。

全てが「今、ここ」にある。

過去も未来も現在も、全て「今、ここ」に叩き込まれている。

人生という大きなくくりで考えれば、あの世とこの世もすべて「今、この瞬間」にすべてある。

  • 時間は伸び縮みする。
  • 時間という今までの概念を手放す。

「今」に没頭してフローに入れば、通常ではなしえないようなことを同じ時間内にできてしまう。

私は、「今、ここ」に全部あるということは、理解できました。

時間という概念に縛られない状態まではまだたどり着けていないけど、なんだかもうすぐな気がします。

 

リトミックに興味を持った、過去のあの瞬間に、今ここにある未来が作られた。

 

想いが未来を引き寄せる。

行動が未来を具現化する。

 

「今、ここ」に全部ある。

「今、ここ、この瞬間」何を意図するか。

 

しばらくぼ~っとしてみよう。

なんだか手が届く気がする。

おもしろいなぁ…。