岡山ママブロガーのマイコです。
『スピリチュアルパートナーシップ』ゲーリー・ズーカフ著というすてきなスピリチュアル本の紹介です。
「良心」と「誠実さ」について
※以下、本書より引用。言葉は少し、変えています。
「良心」と「誠実さ」は、どちらも、あなたの人生のガイドとして姿を現してきます。
しかし、「良心」と「誠実さ」は、全く異なったガイドで、それぞれがあなたを全く異なった場所に連れていきます。
良心
良心は、あなたの文化、両親、同僚たちなどが、あなたに行かせたいと考えている場所に、あなたを連れて行こうとします。
そして、彼らが承認していない場所にあなたが行くのを必死でやめさせようともします。
あなたは、自分が良心を無視したとき、まるで大切な人の信頼や期待を裏切ったかのように、罪悪感や後悔を覚えます。
事実、あなたの生活共同体は、あなたに特定の行動を期待しています。
それは、あなたに交渉の余地を持たない要求(命令)を突き付けてくることさえあります。
良心と恐れは同じもの。
良心はいつも、白か黒か。他の人が定めたルールに従うこと。
それに従わなかった時には彼らが定めた罰を受けることを、あなたに求めています。
心理学では、これを権威の内面化といいます。
この場合の権威は、あなたではありません。あなた以外の誰かの権威に常にコントロールされています。
良心は、あなたに押し付けています。
パーソナリティの脅えている部分に耳を傾け、それに従うよう、命じてきます。
パーソナリティの脅えている部分が何より欲しがっているのは、自分自身の安全と快適さです。
誠実さ
誠実さは、あなたに呼びかけてきます。
パーソナリティの愛に満ちた部分に耳を傾け、それを敬うよう、促してきます。
誠実さは、あなたの魂が行かせたがっている場所に、あなたを連れていきます。
誠実さがあなたに何を求めてくるのかを、前もって知ることはできません。
あなたが何かを話したがっているとき、もしもその背後にある意図が、不快な気分を味わうことから自分を遠ざけ続けること、自分の存在を人々に示すこと、あるいは進行中の会話をコントロールすることなどであったとしたら、そして、そのことにあなたが気が付いたら、誠実さはあなたに話さないことを求めてきます。
反対に、あなたがもし、特定のグループ内で大切なことを発言するのを怖がっていたとしたら、あるいは自分が話したがっていることは重要なことではないと思い込もうとしていたら、そして、あなたがそのことに気がついたら、誠実さはあなたに、話すように求めてきます。
あなたが人々と行う交流の一つ一つが、あなたの癒しに貢献する独自の機会を提供してきます。
そして、誠実さは、あなたにその機会を捉えるよう呼び掛けてきます。
「誠実さ」を無視した時、あなたは落ち着かない気分、自分が「間違った方向」に向かっている気分、選択し直したい気分になります。
「誠実さ」の呼びかけに応じたときは、深い安らぎを感じます。そのときあなたは、自分の選択に、心から満足しています。
話す必要があることを話さないことは、親密さを破壊します。
あなたのパーソナリティの脅えている部分は、言いにくいことを決して言おうとしません。
求めているものが、自分の安全と快適さだからです。
そこに相手への支援という観点はありません。完全なる自己防衛です。
一方、「誠実さ」はリアルタイムでパートナーたちを支援します。
『五感型人間』は、特定の集合的なルールに従わなかった時、自分は「誠実さの外側」にいると感じます。
『多感覚型人間』は、愛からではなく、恐れから派生した何かを行ったときに、自分は「誠実さの外側にいる」と感じます。
愛の中で思いやりと知恵とともに行動した時、自分は「誠実さの内側にいる」と感じます。
どんな情報でも分かち合うこと。
誰かがパーソナリティの脅えている部分から話している(行動している)ことに気づいたら、その認識をその人物と分かち合う。と同時に、話す必要があるのに話すのを恐れている「自分に関すること」も分かち合うこと。
判断に迷う時には、自分の意図に注意を払う。
「これは恐れからきているのだろうか、それともこれは、愛から出ているのだろうか。自分は今、より健康な関係を創造すること、あるいは互いの霊的成長を促すことを意図しているだろうか。」と自問すること。
「誠実さ」の呼びかけに答えることは、自分のパーソナリティの脅えている部分に戦いを挑むことであり、あなたはこれを行うことで、パートナーとの距離を取り除き、あなた方のパートナーシップをより親密な、より妥当な人間関係へと進化させます。
まとめ
私は「良心」こそが、自分の人生を混乱から守ってくれる道しるべだと思っていました。
少し前の投稿にも、最後の判断は「良心」が教えてくれると書きました。
確かに一時的な混乱は避けてくれます。安心と快適さもその通りです。
しかし、根本的な解決はしてくれないということが分かりました。
私にとっては、とても衝撃的な内容でした。
しかし、「誠実さ」という観点を学べば、書いてあることが正しいことが理解できました。
こういう内容は、絶対に内容が正しいことかどうかは、証明できないんです。
あなたがどう感じるのか。それが全てです。
安全さと快適さ、霊的成長とリアルタイムの支援。
とても深い言葉だと思いました。
霊的成長とリアルタイムの支援という観点から、友情というものを見つめ直してみたいと思います。