Facebook疲れ SNSデトックス『デジタル・ミニマリスト』 本当に大切なことに集中しよう

岡山ママブロガーのマイコです。

先日、図書館に行き、興味深い本を借りてきました。

『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』です。

この本を読んでFACEBOOKをチェックしなくなり、ずいぶん気が楽になりました☆

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早川書房
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デジタル ミニマリストってどんな人?

この本は、2019年10月に出版されたアメリカ人のカル・ニューポートさんが書いた本です。

原題『Digital Minimalism:Choosing a Focused Life in a Noisy World』

私なりに副題を直訳すれば、やかましい世界ノイズだらけの世界)で、人生に本当に必要なことに焦点をあてて選びとること。

デジタルミニマリスト

デジタルミニマリストとは、自分が心から大事にしていることを基準に利用するべきテクノロジーを選び、注意散漫の元凶たる新しいテクノロジーを充実した人生を支えるツールへと変貌させ、スクリーン越しのコントロールの呪縛から解放された人のこと。

スマホ依存は個人でどうにかできる問題ではない。

「近くにいるけど会話は全部アプリから」の写真[モデル:Max_Ezaki ozpa]

スマホが普及して以来、『スマホ依存』という言葉が生まれましたね。

 

皆さん、毎日、平均するといったい何回スマホのスクリーンを眺めていますか?

そして、何時間、スマホをいじっていますか?

 

ちょっとちょっとの積み重ねが、トータルで結構な時間になることに気がつきます。

 

  • Facebookで友達の投稿をチェックすること。
  • Twitterのタイムラインを上下にどんどんスクロールする時間。
  • YOUTUBEでおすすめされる動画を次から次へと再生。

 

ちょっと暇ができるとスマホを眺める。

そんな習慣が、いつの間にか染みついてしまっています。

 

この本では、その習慣は、巧みに人間脳行動心理を研究しつくされたアプリ開発者によってコントロールされていることに警鐘を鳴らしてます。

何千億円もの開発費を投入し、いかに個人を自分のアプリに長時間とどめておくか

 

自社のアプリに、長時間 人が留まれば留まるほど、企業の収益は増える。

莫大な資金を使い、あらゆるデータと優秀な人材を駆使して研究しているアプリ開発企業に、一個人が叶うわけがない。

 

習慣ほど怖いものはない。

そして、習慣は意図的に作られている。

 

例えばFACEBOOK等アプリの赤色の通知は、最も人の注意を引く色をあえて選んでいます。

確認しないと気になるように研究しつくされ、綿密に設計されています。

私たちの主体性を侵害しているテクノロジーは、人間の脳の奥深くにある弱点をピンポイントで攻撃するスキルを着々と磨いてきた。

Appストアは、あなたの魂を乗っ取ろうとしている。

 

デジタルミニマリストとそうでない人の差

SNSを何気なくチェックする人の心理
何か役に立ちそうな情報があるかもしれないのに、それを見逃すかもしれない。
デジタルミニマリストの心理

損か得かもわからないようなものを見逃すのを恐れるよりも、人生にとって大事なことを見逃すことの方を恐れる。

理想的なデジタルライフとは、具体的なメリットを最大限に享受できるよう自分が使うツールを意識的に取捨選択することでつくるもの。

デジタルミニマリストは、SNSを一切排除したり、便利なツールを全く使わない人ではありません。

それらをただ何となく使うのではなく、人生という視点から常に吟味し、うまくそれらを利用できる人です。

いい人生は小さな習慣から作られる。

花

日常の何気ないひと時を、AIにコントロールされていませんか?

以前に読んだAI到来時代の生き残り戦略の本にも書いてありましたが、AIをコントロールできる人がこれから必要とされる人です。

生き残るのは、人間にしかできないことをする人。

 

AIはどこまでいっても数式の連続。

ものすごく賢くて、正確に働きます。

その分、AIに人間がコントロールされ始めると、抜け出すのは至難の業です。

スマホ依存は、AIによる人間のコントロールがすでに始まっている証拠ですね。

 

しかし、AIは想定外には対応できません。

デジタル・ミニマリストは、AIにとっては想定外の人。

 

AIは感情を理解できない。

パターンを外れたら対応できない。

 

AIをうまく利用しながらいかに人生を充実させるツールとしていくか。

あらゆる面でしっかりと自覚して生きることが 今、求められています。

 

必要のないことを、今すぐにやめませんか?

 

いい人生は小さな習慣から作られる。

 

著者が勧めているのは、思い切ったSNSデトックス。

人生という観点から考え抜いた結果、不必要なSNSアプリを30日間スマホから削除すること。

いきなりアカウントを消さなくてもいいし、仕事や家族との繋がり等、人生にとって大切な意義のあるものは排除しなくていい。

まずは自分の人生にとって何が価値が高いのか今一度じっくりと考えてから、不必要なものをしっかりと振り分けること。

本書では、実例を多数上げながら、分かりやすく説明してあります。

 

まずは、いらない習慣を見直すことからはじめませんか?

Facebookの「いいね!」も、ツイッターのリツイートも、確かにちょっと嬉しいことではあるけれど、人生全体から見たらそんなに大事なことじゃないですよね。

なくてもいいもの。

私は少しはSNSのフォロワーさんが多い方だと思いますが、その数が自分の人生の豊かさを左右しているとは思いません。

人の反応を気にせず、一方的に発信できるブログの方が好きです。

 

  • ながらスマホをやめて、家族の顔を見る。
  • スキルアップに集中する。

私も毎日の小さな習慣改善に取り組んでいきます☆

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『AI vs.教科書が読めない子どもたち』新井紀子著 AIに負けない人材とは

2019年9月15日