岡山ママブロガーのマイコです。
元小学校教諭です。
教科書って、ぱっと渡されても、どう教えたらいいのかよく分からないですよね…。
「教える」って、結構難しい…。
かといって、前学年の復習ばかりではいい加減子どもも飽きてきます。
そこで、ご自宅で簡単にできる休校期間中の親子レッスン案を紹介しています。
休校期間も延長になり、再開時に学校でどのような学習の進め方になるのか分かりませんが、おそらく優先度が低いものはどんどん削られて超スピーディーに進んでいくんじゃないかなぁと思います。
教科書は、英知が結集した素晴らしい教材です。しかも、無料☆
ぜひ、親子で活用しながら長い休校期間の学習時間に役立ててくださいね(*´ω`*)
国語辞典を使おう
この単元は、国語辞典の使い方を習います。
辞書を使うのが初めての場合、しばらく自由に見せてあげましょう。
子どもって、新しいものをもらった嬉しくて、自分の好きなように触ってみたい生き物ですよね(‘ω’)
横にあいうえおの順番が書いてある。
中も、その順番になってる?
そうだね。中身もぜんぶ、あいうえお順に書いてあるんよ。
ココからすぐに教科書を音読しながら進めてもいいのですが、教科書で最初に探す言葉は『深い』…。
なんだか急にまじめすぎて楽しくないので、子どもにおなじみの言葉を探させながら教える方が楽しく進められます。
問題!「たぬき」はどこに書いてあるか!
無茶ぶりをしていきなり探させます。
なかなかたどり着かないので、辞書の仕組みを教えながら一緒に探していきます。
きつねはど~こだ!
1,2問問題を出してから教科書を音読させます。
音読しながら、一緒に進めていきます。
この部分は読んで知るだけでいいです。
言葉の見つけ方を理解しよう
このページは大切なので、読むだけでなく、例題を出して考えさせます。
- カート→ガード→ガード
- へん→ペン→べん
- ページ→ぺえじ
- ホース→ほおす
- きかない
- ききます
- きく
- きけば
- きこう
国語辞典で言葉探し
教科書の例題にそって調べていきます。
このページ、我が家はとっても苦労しました(-“-)
めちゃめちゃ時間がかかりました…。
ストップウォッチを使ってタイムトライアルさせましたが、そもそもこういうことが嫌いな子なので、すぐ気が散って他のことを考え、『あれ、なんだったけ??』とかいいながら、1語調べるのに、3分50秒とかかかっちゃうんです(*_*)
見てるこっちはイライライライラ(*´Д`)
親子でするとろくなことにならない単元ですね(笑)
こんなに時間がかかるのはわが子だけかもしれませんが、ホンッと、大変でした。
あかさたな、はまやらわ!
あかさたな、はまやらわ。
あかさたな、はまやらわ!
あかさたな、はまやらわ。
ここからかい!!って思いながら進行…。
辞書のどこを見ていけばいいのか、分かってない!
教科書を音読して、ちょっと言葉探しをしただけでは、うちの子は全くルールが分かっていませんでした…。
以下のポイントをいちいち毎回示しながら探さないと、なかなかたどり着きませんでした。
【例】『くらす』を探す。
①つめを見て、だいたいの場所を開く。
②はしらを見て、このページより前か後ろかを考える。
③はしらを見てページを特定し、言葉を探す。
言葉の意味の特定
- 出す
- とく
- とる
- あげる
以上について、一緒に言葉の意味を読みながら意味を考えます。
一番分かりにくかったのは、写真の「とる」です。
漢字にはフリガナがふってありますが、意味の分からない言葉が出てくるので、隣で補足しながら教えてあげるました。
最後に、
- なだらか
- なめらか
- のびやか
を調べ、本文を完成させたらおしまいです。
まとめ
国語辞典の単元は、親子両方とも大変な学習でした(;’∀’)
2人でめ~っちゃ、疲れました…。
わが子にやってみて、自分が教員だった時、得意な子ばかりに合わせ、訳の分からない子どもたちを丁寧に見れてなかったなぁ、ってすごく反省しました。
国語辞典は地味な学びですが、親の助力がすごく必要な学習だなぁと改めて思いました。
正しい意味を見つけるのも、大人が思うよりずっとむずかしい…。
お時間のあるときに、ぜひ国語辞典の使い方を教えてあげてくださいね!
ネットでの言葉検索をしてみたかったけれど、内容を教えるだけで力尽き、余計な遊びまでたどり着きませんでした(/ω\)
ネットの情報から正しいものを選ぶ力もとっても大切なので、日常生活の中で教えていきたいなぁと思います。
国語辞典、しばらく自由に見ていいから、何かルールに気がついたら教えて。