リコーダー練習をしよう 小学3年音楽 コロナ休校家庭学習用練習用音源付

小学3年音楽教科書

岡山ママブロガーのマイコです。

元小学校教諭です。

小学3年生の娘がいます。

休校中の親子学習の一助になればと思い、ご家庭で簡単にできる指導案を紹介しています。

今日は、音楽『リコーダー練習』です

リコーダーを練習しよう

タンギングの練習をしよう。

リコーダーはタンギングが大切です。

教科書にも書いてありますが、「トゥッ、トゥッ、トゥッ」と、舌先で細かく息を区切ることをタンギングと言います。

強く吹きすぎるとピーピーとした音がでてしまうので、息の小さな塊を「トゥッ、トゥッ、トゥッ」と吹き出す練習をしましょう。

リコーダーを組み立てよう。

リコーダー部位の名前

教科書より

リコーダー穴の閉じ方

教科書より

教科書の絵をみながら、吹き口と本体がまっすぐそろうように差し込み、一番下の部分は少しだけ右下にずらしてこゆびを添えるとちょうどいい場所に調整します。

位置がずれているといい音が出ないので、必ず最初にリコーダーの配置を確認しましょう。

リコーダー教科書姿勢

教科書より

吹く時の姿勢
  1. 足を肩幅に開く。
  2. 背筋を伸ばす。
  3. 重心は少しだけ足の親指のはらに集め、軽く前傾。
  4. 吹きやすいようにあごを少しだけ引きます。
  5. 肩の力を抜きます。

歌の姿勢とほぼ同じですね。

吹いていると一生懸命になり、肩がカチコチになってどんどん上に上がてくるので、気が付いたら声をかけてあげましょう。

マイコ

リラックス、リラックス。

指で穴を強く抑えすぎて、指のはらに真っ赤な〇が付く子がたくさんいました(*´ω`*)

一生懸命で、本当にかわいい瞬間です(笑)

シの音をふいてみよう。

タンギングができたら、一番簡単な「シ」の音を吹いてみましょう。

左手でリコーダー本体を持ちます。

※向かい合って教えると、手が反対になるので混乱する子がいます。運指を教えるときは、できれば横に並んで教えてあげてくださいね。

人差し指と親指で上と下の穴をもらさずきれいにふさぎます。

力を入れすぎていないかチェックしてあげましょう。

右手を左手の下にそえ、実際に吹いて音を出してみましょう。

高い外れた音がピーと出る場合は、だいたい息が強すぎるときです。

もう一度タンギングの練習をして、優しい息を出すように声をかけてあげてください。

※あまりゆったり時間が取れず、やりっぱなしの動画でごめんなさい。楽譜を読めない方もたくさんいらっしゃるので、リズム感をつかむお役に立てたらと思って作成しています。スピードや繰り返しなど、実際の指導は、親子でいいように練習してくださいね(*´ω`*)

ラの音を練習しよう。

音が変わる時にはタンギングをするように声をかけます。

少しだけ息の出し方が変わります。

口の中の空間の部分が、低音にいくほど拡がっていくイメージです。

コツをつかむまで励ましてあげましょう。

息を強く出しすぎていることがだいたいの失敗の原因なので、強く吹きすぎないように、変な音が出たらタンギングの練習に戻って練習しましょう。

ソの練習をしよう。

ソラシーラソソラシラソラー♪

おなじみ、ラーメンの曲です。

子どもはやたら喜ぶので、ぜひ教えてあげてください(笑)

音が増えるほど、子どもは息をつないだまま音を出したがります。

タンギングを一音ずつするように声をかけてあげてくださいね☆

息をのばしたまま吹くのは、もっともっと上手になってから表現で取り入れるとよいことなので、いまは一音一音を確実にキレイに出す練習をしてあげてくださいね。

余裕がある子はもちろん、歌うようにいろんな吹き方をしてみてアレンジし、素敵な音を響かせてみてください(‘ω’)

高いドを練習しよう

高いドの時は、なぜだか子どもたちは急に片手でリコーダーを持ちたがります(*´ω`*)

口だけでくわえて吹き口をガジガジする子も増えます(笑)

とってもかわいいのですが、左手を添えるのを忘れないように声をかけてあげてください。

高いレを練習しよう

高いレを出すときに初めて、左手の親指を外します。

右手の親指を使ってリコーダーを支えましょう。

まとめ

小学3年音楽教科書

以上、ソから高いレまでのご紹介でした。

今日ご紹介した内容は、一度に全部ではなく、少しずつすすめてくださいね。

練習した後は、リコーダーのお手入れを教えてあげてくださいね。

唾がたまると汚いし、いい音が出ません。

ご自宅では毎回丸洗いして干せばいいと思います。

 

もも子はリコーダー演奏が楽しいようすで、嬉しそうに吹いています。

ブログには丁寧に教えているらしく書いていますが、現実は親子なので、結構なぁなぁです(笑)

実はまだ教科書を開いて丁寧に教えていないので、これから教科書を開いて丁寧に教えていこうと思います(/ω\)

 

低音の練習はさらにレベルが上がって難しいので、苦手な子には難関です…。

あたたかい息をリコーダーの筒の下に慎重に吹き込むイメージ…。

子どもに教えていると、自分の3年生のころを思い出しますね☆

まだ今の時期はソから上が上手にふけることが目標でいいと思います。

難なくふけるようになったら、ファミレド、と音階を下に降りれるようになるといいですね☆

親子でリコーダーマスター目指してがんばりましょうね!!

わたしもがんばりますw