岡山ママブロガーのマイコです。
読書が大好きです。
敬愛する本田健さんお勧めの本を手に取りました。
『サラとソロモン』少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣
あらすじ
サラは内気な女の子だった。嫌なことが起こるのを恐れ、下を向き、できるだけ一人で考える時間をたくさん持ちたいと願っていた。
学校なんて大嫌い。弟も意地悪でお母さんも口うるさい。
何で一人でゆっくりさせてくれないんだろう。
そんな毎日を過ごす中、弟のジェイソンが「ソロモン(ふくろう)をみた!」という。
どうせ悪戯だと思って無視しようと思ったけれど、弟のあまりの熱意にただならぬものを感じてソロモンを探しに出かける。
サラはジェイソンのおかげでソロモンに出逢い、ソロモンと語りあう。
ソロモンと語り合うことで、サラはどんどん心を開放していく。
「ソロモンの言っていることが分かった!」と思ったら、それを試すような事件が起き、そのたびに引き戻され、翻弄されるサラ。
サラの話を時には黙って聞き、時にはアドバイスをし、サラの気づきを促すソロモン。
やがてソロモンは弟たちの悪戯によって殺されてしまう。
殺されても尚、ちっとも怒りもせず、むしろジェイソンに感謝するというソロモン。納得がいかないサラ。
ソロモンは死なんてものは存在しない。肉体が滅びて、今までより自由に語らえるようになっただけだという。
実際にサラが呼びかければ、ソロモンは実体こそなくても答えてくれる。
すべてはうまくいっている
時に怒り、時に打ちのめされ、時に最高な気分を味わうサラと同化していくことで、たくさんの気づきを得られる本でした。
質問したいことを考えること
実はね、サラ、僕はただ、君が話すことについて話しているだけなんだ。君が何か質問をしたときにだけ、僕の答えは君にとって価値のあるものとなるんだ。誰も質問していない時に与えられる答えは、誰にとっても本当に時間の無駄なのさ。
君が質問したいことを考えるだけでいいんだ。たくさんの人々や生物が、想念によって気持ちを伝えている。その方がずっと多いんだ。言葉を遣うのは人間だけだ。でも人間でさえ、言葉を遣わずに気持ちを伝える事の方が多いんだよ。
「求めよ。さらば与えられん。」という言葉を思い出しました。
本人が心の底から尋ねれば、必ず答えは現れる。
臨んだような形ではないかもしれないけれど、今、必要なことが起こる。
天は、聞く耳さえ持てば、いつでも語り掛けている。
本当に聞きたいことを、質問すること。
自分から答えを求めることが大切。
しゃべりたい時はいつでも、何を話したのかをはっきりさせてから、それに意識を集中させて、とてもいい気持を感じさえすればいいっていう意味なんだ。そうすれば僕は君と一緒にここにいられるんだよ。
心の扉を開く
ただ、≪心の扉≫を開けばいいんだよ、サラ。嫌な気持ちがしている時は、君の≪心の扉≫は閉じているんだ。だから、君の≪心の扉≫が開いてくるまで、いい感じのする考えをどんどん考えるようにしてごらん。
自分がどう感じているのかを感じる。
いい感情なのか、いやな感情なのかに注意する。
自分が欲しくないものはいやな気持ちがする。
怒り、落胆、恥ずかしさ、罪の意識、怖れを感じる。
次に、自分が欲しいものは何かを決める。
そして、それがどういうすばらしい感じがするのか、という実感を見つけ、実際にありありと感じること。
物事や人々について考えながら、君に最高の気分を感じさせてくれるような考えを見つけるんだ。物事や人々をいつもできる限り味わい愛でるんだ。それが最高の方法だ。
これがいいとか悪いとか、判断をし、分類することは人生の浪費にしかならない。
周りを変えることは決してできない。
自分の考え方を意識する。
「これがいい!」という考えを意識的に選択し、それをただ実行する。
いやなことを手放す
サラはソロモンに言われて、どれだけ人が『いい』という代わりに、『いいえ/いや/だめ』といっているのか、調べてみたところ、一日でうんざりするほど膨大なリストが出来上がった。
ソロモンが嫌な気持ちを手放す方法をレクチャーする。
「遅く帰ってきてはだめ」
時間を守ろう。
「冷たい空気を家に入れてはだめ」
私たちの家をあたたかくて居心地よくしておこう。
「学校に遅刻してはだめ」
始業時間に間に合うことは最高の気分だ。
「教室に犬や猫などのペットを連れてこないこと」
ペットたちは家に残っている方がずっとうれしい。
マイナス言葉を遣わずに、プラスの言葉で意識的に考える。
これを楽しんでみることだ。サラ。「いや/だめ」ということ自体を押しのけようとしている場合だって、君はまだ「押しのけること」をやっているんだ。重要なことは、君が望んでいることについて、もっともっとたくさん話すということだ。そうしているうちに物事はどんどん良くなっていくんだ。
因果応報
納税日本一の実業家:斎藤一人さんの言葉も今日、タイミングよく入ってきた。
「因果応報。自分が嫌だと感じることは、過去や前世で自分がやってきたことなんです。自分が過去に相手にしてきたことが、今、カルマとして起きているです。カルマが起きたら、もう過ぎたと思うこと。それでカルマは終わるんです。よかったね。」
「それを誰かのせいにしたり、恨みつらみをやっていると、いつまでも解放されない。何回も何回も気づくまで繰り返すんです。」
『サラとソロモン』きっとあなたにもたくさんの気づきを与えてくれる本です。
ソロモンの声が届きますように☆