岡山ママブロガーの、マイコです。
読書が趣味です。時間があれば、本を読んでいます。
2017年7月に他界された医師:日野原重明さんの本の紹介です。
『生きていくあなたへ』
105歳で生涯を終えられた日野原さん。
読者との最後の対話という形で、この本を遺されました。
105歳になっても、まだ、未知なる自分に出逢う
80歳の自分が、まだ可愛かったな、と思う。
100歳を超えたあたりから、自分がいかに本当の自分を知らないでいたかということを感じる。
世の中で一番わかってないのは、自分自身のことだ。
選ぶ物差し、価値観が必要で、自分の羅針盤を持たなくてはならない。
明日のことは思い悩まない
『どうすれば人の目を気にせず生きられますか?』という質問に対する回答のページです。(以下、要約)
人は、環境を選んで生まれてこれないように、思い通りにすべてが運ぶことはない。
自分の努力で変えられるものと、変えられないものがある。
その環境と、一生懸命努力している自分を受け入れ、今与えられているそのままのあなたを、大きな存在に委ねるということを始めてみてほしいのです。
まずは一歩、行動してみること。
明日のことは、明日自らが思い悩む。
自分のことすら105歳になっても知らない部分があるということ。
頭の中でいくら考えても、他人のことは決して理解できない。
未来のことも、決して分からない。
あなたの希望を分かち合うために、あなたの時間を使うことが愛です。
ありのままに、あるがままに、キープオンゴーイング
本を紹介するブログを書く良さは、本人が読んだだけで終わらないことです。
言葉にしようと思うと、さらにその内容が深く自分に吸収されます。
日野原先生は、キリスト教徒です。
ゴスペル好きの私には、その中の引用が、すごく理解しやすく、メッセージがビシバシ届いてきました。
日野原先生からのメッセージは、ありのまま、あるがまま。Keep on going
このままやっていこうと思いました。
一歩を踏み出せば、見えてくる景色が変わる。
行動こそが不安を打ち消してくれる。
変化を恐れない。
未知とは、変化する可能性のこと。
変化していく自分を待望してほしい。
日野原先生は、輪廻転生を信じていらっしゃいます。
人は死なない。
本当に読んだら人生が豊かになる本なので、おすすめですよ!
『モリー先生との火曜日』と似ていると感じました。
日野原先生とモリー先生が重なります。
日本人の本なので、私たちにさらに分かりやすく、人生の師となるような本だと思います。
日野原先生、素晴らしいメッセージをありがとうございます。
ご冥福を心からお祈りいたします。