岡山ママブロガーのマイコです。
朝晩涼しくなり、秋を感じるようになりましたね。
明日は秋分の日。
昼と夜の長さがちょうど半分になる日。
陰と陽のバランスを感じる一日です。
『アミ 小さな宇宙人』宇宙人を信じますか?
先日、金星に生命体存在の可能性がある物質が見つかったとのニュースが入ってきましたね。
このニュースが入ってきたとき、私はちょうど『アミ 小さな宇宙人』という本を読んでいたところでした。
『アミ小さな宇宙人』は、三部作です。
さくらももこさんが挿絵を描いています。
ベストセラー本ですが、どの本も今では絶版…。
古本でも一冊5千円以上の高価な値段がついています。
ずっと読みたいと思いながらも、なかなか読む機会がありませんでした。
それを、先日、お友達の家で発見し、やっとアミに巡り合うことができました。
『アミ 小さな宇宙人』は、地球が今ように野蛮で暴力的で幼い惑星から、愛の法に基づいた文明世界の仲間入りを果たせるよう、アミが薬(=情報)をもって惑星の成長を支援しに来たという話です。
以下、私の言葉も交えてご紹介します。
地球はまだまだ小学生レベルの惑星
アミによると、宇宙から見れば、地球はまだまだ小学生レベルの惑星。
愛のことなんてすっかり忘れてしまったかのように、力ずく、強制、破壊、暴力、物質的価値、外面的なものが幅を利かせている低レベルで野蛮な世界…。
地球は今、惑星試験の真っ最中で、やっと中学生になれるかどうかの瀬戸際にいる。
今までも中学生レベルの惑星になるチャンスはあったけれど、人類は何度も失敗してきた。
科学のレベルの方が、愛のレベルより上回った場合、必ずひとびとは科学の力を自滅の方向に使う...。
愛のレベル試験を突破した惑星は、宇宙親交世界の仲間入りを果たす。
宇宙親交世界は、一定の愛のレベルに到達したもののみが参加でき、愛の法が支配する世界なので、暴力や強制、不安や不正など、苦悩は一切存在しない。
地球よりはるかに進んだ科学を、愛に基づき、愛を実行するために使っている。
愛の法に基づく宇宙人は、地球を侵略したりなんかしない。
愛のレベルに達しない惑星は必ず自らの科学の悪用によって滅びる運命にある。
愛のレベルがまだ十分なレベルに達していない今の地球人の前に、仮に宇宙人姿を現すと、人々は自らの恐怖が生み出す妄想でパニックになり、得体のしれない怪物を勝手に作り出し、それこそ攻撃を始めるだろう。
宇宙の力を野蛮な目的のために使いかねない地球人の前に姿を現すことは、危険すぎて今はまだできない。
愛のレベルを上げることが、自分たちが生き残るための唯一の方法であり、その方法を教えるために宇宙人は常に地球を見守り、地球内外で手助けをしている。
地球が宇宙親交世界への仲間入りを果たせるよう手助けをするため、情報という薬を処方するため、ある特定の人の前には姿を現している。
惑星の愛のレベルを上げるために、宇宙人は直接手助けはできない。地球人自らが自分たちで達成しなければならない。
大まかにいうとこういう話で、宇宙人アミに出会った子どもがアミの円盤に乗って宇宙を旅してまわり、その経験や教えを本にして出版したという物語です。
今では絶版になっってしまった本ですが、図書館で借りられるので、ご興味のある方は是非読んでみてくださいね。
アミから見た地球『アミ、三度目の約束』より引用
アミのシリーズ本はとても示唆に富んだ本で、簡単にその内容を紹介できる本ではないのですが、私なりに印象に残ったところをまとめたものを紹介します。
地球では、通りに出て人々の表情を見ると、嬉しそうな顔をした人は百人のうち、せいぜい一人くらい。あとはみな、不機嫌そうな顔をして歩いている。そして、大部分の人が、自分たちの問題はお金さえあれば解決できると思っている。でも、豊かなところに住んでいる人ほどもっと不機嫌な、石のように固い、しかめっ面をしている。
あの世界では、人生を「わたしたちみんな」という立場からとらえているのに対して、地球ではただ、「自分」だけが重要なんだ。
学校ではよりよい人間になるようにとは教えてくれない。
僕たちの教育は、「内側の部分」ではなくて、「外側のもの」ばかりに指導が向けられていて、そのためにすることと言ったら、ほとんどデータを暗記することばかり。それも幸福になるとか、人生の高い意義を理解するためのデータという訳でもない。そんなデータばかりで頭をいっぱいにしたところで、深い意味のことは全く分からないし、内側では何も変わらない。まして何の進歩もない。
そして、僕たちを連帯感のある人になるように促す代わりに、すごく「競争心」のある人になるようにと駆り立てる。それはつまり、すべてにおいて、他人を踏みつけ、押しつぶしてでもとにかく勝たなきゃいけないってことだし、のし上がっていかなきゃ意味がないってこと。僕たちは現在、こういう哲学・道徳・そして倫理でもって教育されている。地球で、人類の内的向上などどいうことは、あまりにも関心が薄い。
あの世界では精神性と科学とは同一の物であり、全てが愛に依存しているということをみんなが知っている。だけど、ここ地球では、全ての価値はみな株や銀行、いわゆる金(経済)次第。
人類にとって必要なものとか、深い意義はどこへいったの?本当の友情とか優しさ、親切心とか愛情はどうなったの?このまま進んでいったら、どんな未来が待ってるっていうの?
今僕が言ったことって、一文の得にもならないことばっかりだ。
ここでは人々とは、単に「生産するための機会」で、「消費者」で、自然とは「商品」でしかないんだから。
「もしあなたがこちらに利益をもたらすなら、私はあなたに親切に、そして微笑みかけましょう。でもそうでないなら、早く俺の視界から消え失せろ!」
まったく、物事の外側しか見ないんだから。外見だけしかね。
みんなが、大多数の人がそう考えているみたいだからって、決してそれに従っちゃダメだよ。そうじゃなくて、君の心が命じるところに、君の知性に従うんだよ。
多くの人は、人と意見が違うのが怖くて、あるいは自分できちっと判断できるところまで行っていなくて、他人と同じ意見を持っているようなふりをする。でも本心は、君と同じように考えているかもしれない。ただ、君の本当の意見を知らないままだから、自分の考えに確信が持てないし、君の意見を支持することもできないでいるんだ。
もし君がみんなのためになるような、よい考えを持っていたとする。でも、君にそれを発言する勇気がないとする。そうしたら、そのよい考えは決してみんなに知られることもなく、闇に埋もれてしまうよ。君の恐怖心のせいでね。ほんとうは君に賛成する人だっているかもしれないのに。
自分自身になれることを学ぶんだ。
『アミ、三度目の約束』より 引用
- 喜び
- 健康なユーモア
- 楽天主義
- 希望
- 責任
- 信念
- 許し
- 憐み
- 理解
- 同情
- 隣人への助け
- 自由
- 優しさ
- 善意
- 真実
- 公正
- 美
- 知恵
- 繊細さ
- エゴイズム(利己主義)
- 羨望・妬み(=無知)
- 模倣(=自殺)
- 暴力
- 強制
- 物質主義
- 外面的なものを重視すること
- 人の不幸を望むこと
- 知的・感情的・物質的・性的無責任
- 恩知らず
- 不機嫌
- 全ての宗教で戒めている戒め
- 無関心
- できることをしないこと
- 代償を求めること
- 分類
- 境界
- 限界
- 中傷
- 不正
- 侮辱
- 非難
- 気まぐれ
- 臆病
- 短気
- 強情
- 癇癪
- 他人を傷つけるいたずら
より正しく、より正直に、より優しく 欠点と向き合おう
愛は、世間一般で思われているような、あやふやなものではなく、執着や本能的な感情、セックスのことではない。
愛は、強さであり、振動であり、エネルギー。
愛は、そこに存在するもの。
真実・自由・公正・知恵・美・善…。
全てが透明でハッキリしている。
人間の進歩とは、エゴ(利己主義)を減少させて、愛を育てていくこと。
愛する気持ちをもって、生きること。
他人や自分を傷つけるようなことをしないだけで十分。
愛は胸の脳に存在している。
もっと進んだ社会では、頭の脳なんかより、ずっと上の機能を使っている。
人と出会ったとき、新しいものごとに出会ったとき、自分の内側を調べること。
何のためにこの人は目の前にいるのか。
考えることをやめ、感じ、知覚すること。
今を充実させるよう心掛けること。
人生の深い意味は、思考のもっと向こう側にある。
自分の中に愛も、悪も、すべてがある。
すでにここに在る愛が、自由に出入りできるように自分を開くこと。
相手の良い面を引き出すようにすること。
愛は自由なもの。
人は、自分の都合の良いところに分類・境界・限界をつくる。
恐怖や不安、怪物は、自分の心が勝手に作り出したもので、コントロールできない想像力の産物である。
想像力は、自らコントロールするもの。
現実はもっと単純で美しい。
恐怖・絶望・堕落の種からは距離をおくこと。
友人や師を選ぶ時も、もっと厳しくすること。
心をコントロールし、感情や思考をより善いものにする努力をすること。
不快な気分が生まれた時、その感情を打ち消し、思考も感情も、より良いものとなるよう、自分の思考を鎮める力を身に着けること。
自分自身の欠点を見つめ、それを受け入れること。
受け入れることができれば、その欠点と闘うことができるようになる。
自分の心を観察できるようになると、自分自身をより深く理解できるようになる。
絶えずおしゃべりをする、うるさい頭の脳を鎮め、頭より上の機能:胸の脳(あるがままの意識)に頭の脳を奉仕させるようにすること。
性格上の劣った部分や自分自身に、もっと厳格になるべき。
自分たちのことばかり考えることをやめ、みんなの豊かさを考え、自己を高めるための努力をすること。
毒素を根気よく洗い流し、心をよく観察し、内的成長のためにたえず努力すること。
中傷・不正・侮辱・非難は自己防衛反応。
子どもとは、気まぐれ・臆病・短気・強情・癇癪持ち・他人を傷つけるいたずらをする人。
いい意味で子どもな人は、善良な人、善意のある人、繊細な人。
意識の命じるまま、愛によってのみ、あるがままの良い部分に従うこと。
まずは自分の欠点に一つずつ取り組むこと。
自分の中の弱点を克服することは、世界に影響を与えることができる。
より正しく、より正直に、より優しく。
全て正直に、本当のことを言うこと。
ダイレクトに内面のことを問題にすること。
本当の美しさは内面にある。その人自身が発しているものを見ること。
まずは内面にとりくみ、行動をそれに適応させること。
よりよい人間に変わっていける努力をすること。
与えられた自分自身をそのまま受け入れること。
他人も自分も大切にするんだ。
バランスをとるのはとても難しいけどね。
代償がないと何も与えないなんて、そんなのはエゴだよ。
人は利益以上の何かのために生まれてきたんだよ。
まとめ
アミの本が絶版になり、古本も高額となった今、アミのメッセージがとても届きにくくなっていることがとても残念に思います。
ひとりひとりが、愛を拡げるために行動すること。
読者に向けても読んで満足するだけでなく、実際に愛を拡げるための行動を促す言葉が書いてありました。
ブログをしているという私の特徴を生かして、受け取った情報が少しでも愛を拡げる役に立てたらと思い、まとめ記事を書きました。
私はアミの世界を信じています。
こういう話をする(書く)とまだまだ変な人扱いでしょうね(笑)
愛を信じる人が危ないのか、信じない人が危ないのか…。
最後まで読んでくださった方は、きっとアミのメッセージを必要としていた方なんだろうなぁと思います。
こういう話が嫌われる世の中で生きるのはとても大変ですが、目の前の出来事、目の前の人、毎日のささやかな日常の中で実践していこうと思います。
不注意にならないように、警戒は怠らず!というアドバイスも付け加えてありました。
フワフワしすぎず、ちゃんと届く言葉で話すこと。
行動で示すこと。
せっかくアミの薬を処方してもらえたので、自分の内面を見つめて、一つ一つ欠点を克服したい。
ありがとう、アミ。
来てもらうように願うのではなく、ただ自由に出るようにさせてやること、他人にそれを与えてやるようにすることだ。
愛とは、求めるものではなく、あたえるものなのだ。
どうやったら愛が手に入るかって?
愛をあたえることによって。
愛することによって。