ゴスペル体験 in ジャマイカ

Jamaican gospel

岡山ママブロガーのマイコです。

ゴスペルが大好きでで、15年くらい歌っています。

ゴスペル 体験 in ジャマイカ

Maiko&Rihanna

今までに、NY、タヒチ、ジャマイカのゴスペルを現地で聴きました。

キリスト教徒の多い国では、生活に根付いていて、ものすごく身近な音楽です。

 

転職の合間に、ジャマイカに1か月滞在しました。

ジャマイカの首都キングストンは、町中が一日中騒々しくて音楽にあふれた町でした。夜中でもジャカジャカおかまいなしです。

道路はぼこぼこ穴が開いていて、一昔前のボロボロの日本車がガンガン現役で走っていました。現地の人は、基本的に自分で車の修理くらい軽くできるそうです。

スチールパン

スチールパン ドラム缶からできています。

そのとき、ジャマイカの教会に何度も足を運びました。

ジャマイカのゴスペルレゲエ調やらラップやらガンガン入っていて、声も南国特有の甲高い声で、何とも言えず、魅力的でした。

スチールパンの音も素敵です。

コンサート会場を設置した夜間ライブへ行き、日曜日の昼間に教会から出発して町をゴスペルを歌いながら行進したりしました。

marching in Jamaica

敬虔なキリスト教徒は毎週日曜日に教会へ通い、ワークショップを受けます。

ゴスペルを歌い、説教を聞きます。

会派によるけれど、会場全体で踊りうねる教会もありました。

牧師さんもハンカチをぶんぶん振り回しながらジャンプして叫んでいました☆

「精霊が降りてきた」とかいって、痙攣(けいれん)をおこして運ばれるおばあちゃんとかいました。

信徒たちも牧師の説教に「Yeah.」だの「Yes, Lord!」とか、ガンガン答えながら、手のひらを空に向けて聞き入ります。

牧師も鼻の穴を大きく膨らませながら「Kingdom First!!」とか叫びまくります。

会場全体が絶頂になったとき、ゴスペルが始まります。

 

本当にすごいエネルギー…。

宗教を抜きにしても、伝えたいエッセンスが凝縮された歌詞は、人生に役に立ちます。

現地で聞いたゴスペルのYOUTUBEがあったので、ご紹介です。

 

ジャマイカでは結婚があまり一般的ではありません。

男性が家庭に集中しないので、経済的になかなか安定しません。

腹違いの兄弟もたくさんいます。

母親の親族がだいたい子供の面倒を協力してみている。そんなシステムのように感じました。

が、キリスト教徒は結婚をします。

できるだけキリスト教徒を増やし、結婚する家庭が増えれば、経済的・精神的に安し、それが国の安定にもつながると考え、若者に訴えるようなカッコよさを取り入れながら、ゴスペルを歌っているそうです。

一口にゴスペルと言っても、国が変われば捉え方も変わってきます。

奥が深いですね。