岡山ママブロガーの、マイコです。
毎日いろいろな出来事が目の前に現れますね。
その出来事そのものに意味はありません。
その現象に意味を与えているのは自分自身です。
毎日繰り返される些細な一日のひとつひとつの選択。
思考のクセ。
自分はどんな意味を与えているのか、ちょっと振り返るヒントになるエピソードを紹介します。
母のブラシ
母のブラシが先日から行方不明になっていました。
どこを探しても見つからないと困っていました。
それが、今朝、見つかりました。
ところが、母はずいぶん機嫌が悪く、ぶつぶつ文句ばかり言っています。
声をかけたら、思いもしない答えが返ってきました。
「お母さんのブラシ、お父さんのブラシの後ろに隠してあったんよ。私が探しているのを知ってるから、絶対に意地悪して隠したんだと思う。」
そう言ってずっと怒って不満を言っています。
「口もききたくないから。でも絶対に意地悪された。」
「得することなんて何もないけど、それが意地悪っていうものよ。お父さんは昔から…。」
何度となく聞かされてきた恨みつらみのオンパレード…。
口を挟むと余計に機嫌が悪くなったので、そそくさと退散しました。
感情と出来事を分けて考える
私の母のように、いろんなことを勝手に決めつけていることって、結構ありますよね。
人は見たいように世界を見ます。
いいものであれ、悪いものであれ、自分の思った通りのことが現実となり、その中を生きます。
今回の母の場合は、自分の思考によって自ら、自分を不幸にしています。
自己啓発に本格的に取り組みだして、ただありのままに物事を見る大切さを学びました。
自分の感情、過去の記憶と目の前の出来事を切り離して考える。
今回の母の一件を整理してみると、
- ブラシが見つかった。
- いつもと違う場所に誰かがしまっていた。
その2点が事実です。それだけのことです。
これに意味を与えているのは、母自身の思考です。
「ブラシが見つかってよかった!」
そう思ってそれだけで幸せになることもできるのに…。
母は、見つかったという現象から、父の意地悪をみています。
「過去にいろいろあったから。」と母は言っています。
父が本当に意地悪をしたのかどうか、誰にも分かりません。
父に見つけたときの様子を聞いてみれば、事実がはっきりするのでしょうが、母はそれもせずにただ怒っています。
過去の出来事だって、今回のように母の思考が作り出したものかもしれません。
母は、自分の見たいように世界をみて、その思考のとおり、苦しい現実を生きています。
もし、父が本当に意地悪をしているのだとしても、それに対して期待通り怒って返せば、父の思惑通りに反応していることになります。
起こった出来事と自分の感情を分ける。
そして、相手の課題と自分の課題を分ける。
この2つができれば、生きるのがずいぶんと楽になります。
思考が現実を引き寄せます。そして、その通りの世界を生きるんです。
起きた出来事から何を学ぶのか。
何を伝えてくれているのか。
自分にとって、教訓にしたい出来事でした。
人生を楽に生きるコツは『美しく誤解する』こと。
明るい思考を選ぼう
斎藤一人さんという実業家の方のお話を紹介します(要約しています。)
あのね、面白くない面白くないって人はね、面白くないことばっかり考えてるから面白くないの。
どこそこのだれかさんがこんなことしてあんなことされて。
腹が立って腹が立って食事も喉が通らない!
なんて怒って言ってるけど、
その相手はね、どこかでおいしもの腹いっぱい食ってますよ。
面白くない人はね、絶対面白く無い事ばっか考えてるの。
いつも機嫌よくいるの。自分で自分の機嫌くらいとるの。
面白くない面白くないって文句ばっかいってると、マイナスの波動出しまくって、
ますます悪くなるからね。
それホント、やめなよ。
しまいには、魔王まで呼んできちゃうよ(笑)
ホントだよ。
あの人のせいこの人のせいって、人のせいにばっかりしてたら、気が付くまで何度でも同じようなことが起こるからね。
この世の中は波動なんです。
いつも機嫌よくして感謝してる人に、悪い事なんて絶対起きないの。
光り輝くように明るい人は、頭の中で明るいことを考えてます。
明るいこと考えてたらね、いい波動を出すの。
そしたらね、同じように、いい波動の人や出来事を引き寄せるの。
だからね、いつも機嫌よくいるんだよ。
一人さんの教えを日々実践するには、胆力がいります。
時々振り返らないとすぐに忘れてしまいます。
思考が現実を作る。
そして、思考は自分の感情に気づけば選択できるもの。
私自身も自分を振り返る、いいきっかけになりました。