昨日、長女のバスケの試合がありました。
長女は小学5年生からバスケットボールを始めました。
もともと水泳をがんばっていて、途中から転向したので、バスケの経験が浅いんです。
「始めるのが遅すぎでバスケセンスが育ってない。」
バスケを始めて以来、何度も耳にした言葉です
今、中学1年生の長女。
地元のクラブチームに入団し、自分の実力よりはるかにレベルの高いメンバーが集まるチームで半年がんばってきました。
今週末は新チームで臨む初めての試合がありました。
親子双方、いろいろと考える2日間となりました。
あぁ、最下層…
最近、先生方の働き方改革の一環で、部活動の地域移行が進んでいます。
中学校の情報もなんだかよく分からないまま、6年生の年末までにクラブチームに入るかどうかは決断しないといけませんでした。
本人は憧れの先輩がいることもあり、クラブチームに入る意思はハッキリとしていたので、入団後はなかなか厳しい状況になるのは分かっていて入団を決めました。
娘は部活動とクラブチームと両方所属しています。
部活動に今まで同じチームだった仲の良い友達がいることと、クラブチームの練習だけでは、到底みんなに追いつくことはできないと考えたからです。
初めに、クラブチームに入団する条件として、クラブチームで選手登録することは決まっていました。クラブチームに所属する子は、部活動で出場する試合には出場する権利はありません。
今週末の試合は新チームでの新人予選大会でした。
娘の同級生の活躍も目立ち素晴らしい試合で、新人大会予選では、チームは1位通過しました。
娘は点差が拡大した時にほんの2分間ほど経験を積むために温情で出してもらえました。
昨日は、本戦後の交流戦で経験を積ませてもらいました。
娘の今の実力で必死にがんばっているのはよく分かりましたが、もともと上手な子との差は開く一方です。
娘が今いるポジションは当然ながら盤石のチーム最下層…。
中学校生活は絶好調スタート
娘は中学校に入り、嬉々として毎日登校しています。
「あぁ学校行きたい。夏休みが早く終わればいいのに。」
というセリフを吐くくらい、楽しんで通っています。
部活動も楽しくて仕方がないようで、いつもいい顔をして帰ってきます。
クラブチームもステキなチームなので先輩後輩問わずみんな仲が良く、楽しく通っています。
そんな絶好調の長女ですが、やはり昨日の試合をみて、改めて楽しいだけであのチームに所属していてはダメだと実感しました。
中学生になり、目の前が急に拡がって楽しいのは素晴らしいことで、他にもやりたいことはいっぱいあるだろうし、それが悪いとも私は思いません。めいっぱい何でも楽しんだらいいと思っています。
ただ、楽しくワチャワチャやりたいだけなら、あのチームにいたら迷惑になると話をしました。
- 今の長女はただ楽しくやりたいだけのようにしか見えない。
- 指導者は、バスケにそこまで必死になってないことはお見通しに違いない。
- 昨日の試合をみて、今、悔しくないならこのチームにいても仕方がない。
- 自分は今のポジションで当然だと思っているならこれ以上応援はできない。
- 楽しい生活が悪いと言っているわけではない。自分がそういうタイプなら、無理せず部活に絞った方がいい。
- 自分にとって何が一番大切だと思うのか、もう一度よく考えなさい。
どうする、中学1年生
昨日は中学校に入ってからの普段の生活を一緒に振り返りました。
チームのもともと上手な子たちに比べて、それを越す練習をしているとは到底思えません。
そんな程度のやる気と実力であのチームに所属するのは失礼だし、迷惑です。
初めから娘が苦しい立場にいるのは分かっているので、追い打ちをかけるようなことは今まで控え、励ますだけに徹してきました。
ただ、半年たち、状況が落ち着き、事情もよく分かったこれから先は違います。
娘のようなポジションの子は、上にいる子にやる気でプレッシャーを与えるくらいでないと、あのチームに存在意義はありません。
今くらいの負荷で、無理なく自分が上手になれたらそれでいい。
そんなエゴだけで所属しているなら、辞めさせるべきだと考えています。
この半年、私も生活がガラッと変わったのでクラブチームにそこまで意識が向いていませんでした。のんびり屋の次女にもまだまだ手がかかります。(案の定、昨夜も宿題をひとつもしてなくて大目玉を食らった次女w)
昨日の試合のようすは、親子双方の気のゆるみの結果がよく表れていました。
この半年は、そうはいってもそういう期間だったんだろうと思います。
中学生になり、試験に部活、新しい友達ができ、気持ちが分散するのは当然です。
私も順調なスタートが切れたことに、ただホッとして満足していました。
ちょうど半年たったタイミングで、この週末の試合を観れてよかったと思いました。
これからどう変わるのか、長女だけではなく、親の私も変わらないといけないと思いました。
やはりあの子にとって親の関心はとても大きいようです。特に、私の…。
マイペースな次女とは違い、期待をかけてやらないと頑張れないタイプ。
過干渉にならない程度に、その匙加減がうまくできるか私も気を付けて向き合っていきたいと思います。
日々の生活が少し大変になっても、練習に顔を出す時間を増やしていこうと思いました。
まぁ、まずは娘がどういう決断をするのか。
ちょうど半期分の月謝を支払う時期です。
辞めたいと一言でも言ったら、速攻で辞めさせます。
さぁ、なんて言ってくるかしらん。
踏ん張れ、中学1年生☆