岡山ママブロガーのマイコです。
飼育スペースをとらず、人になつきやすいジャンガリアンハムスターは、子どもたちの初めてのペットとして大人気ですね。
今日は、飼って分かったジャンガリアンハムスターにおすすめの飼育グッズとその理由、ジャンガリアンハムスターを一匹飼うといったいいくらくらいかかるのか、生涯コストの概算を紹介します。
ペットの飼育はお金で割り切れるものではありませんが、やはり最後まで大切に飼うために、どのくらいお金がかかるのかも知っておいた方が安心ですよね(*´ω`*)
結論から言うと、ジャンガリアンハムスター(♂)1匹:2年3か月飼育すると、
我が家の実態では、約7万円くらいでした。
無駄なものもたくさん買って遊んでいます(/ω\)
かわいいハムちゃんを飼いだしたら、きっといろいろ買いたくなっちゃいますよね…。
それも含めてこのくらいです。
先日、初めてのハムスターチっ君を2歳3か月で老衰でなくし、新たに2匹の赤ちゃんハムスターをお迎えしました。
イエロープディングのチャッピー(♂)生後1か月半
2匹に合わせて改めて飼育グッズも吟味しながら選んだので、参考になったら嬉しいです。
ジャンガリアンハムスターの飼育にかかるコスト
ペットショップで飼う or 知り合いから譲ってもらう
ジャンガリアンハムスター(♂)一匹のお値段は、時期と購入場所にもよりますが約1,800円です。
オスよりメスの方が安いのですが、比較的おとなしくて飼育しやすいと言われているのはオスです。
人気な分、値段も高いのでしょうね。
ジャンガリアンハムスターの性格は個体差が大きく、オスでも厳しい子はいるし、メスでも優しい子はいます。
ペットショップで選ぶ場合は、少し触らせてもらい、どんな性格の子かよく見て選びましょう。
人間の手を恐れず、好奇心いっぱいの子は元気で人に慣れやすく、手乗りになる可能性が高いです。
合わせて健康状態も良くチェックしながら選びましょうね。
他の子比べて肉付きがいい方が安心ですね。下痢の症状がないか、歯や足の状態はいいかなど、店員さんに納得するまで質問しましょう。
我が家はチャッピー(黄色)はペットショップで飼い、パンダ(白)は知り合いから譲っていただきました。
知り合いからいただいたパンダの方が、明らかに好奇心旺盛で活発です。
こんなにも違うのかと家族中で驚いたくらいです。
おとなしくて人慣れする、元気な子を厳選して増やしているので、いい子が次々に産まれているそうです。
身近にジャンガリアンハムスターを大切に飼育している方がいたら、その方から譲っていただくのもおすすめです。
ジャンガリアンハムスターを迎える事前準備
- 飼育用ケージ
- 回し車
- 給水器
- 小屋
- トイレ
- トイレ砂
- ヒーター
- 冷え冷えマット
- 床材
- ハムスターフード
- エサ入れ容器
- かじり木
- アクアゼリー(給水機で飲めない時のみ)
飼育ケージは水槽タイプがおすすめ
飼育用ケージは、水槽タイプがおすすめです。
ハムスター専用の金網タイプは、金網をかじって歯を曲げてしまう可能性があり危険です。
水槽タイプは床材が飛び散らず、においも抑えられます。
中がよく見えるので、ハムスターの様子がよく分かり、上のフタがパカっと大きく開くのでお世話楽々です。
軽くて割れないので、子どもが自分で水槽を洗うことができます。
水槽タイプは、夏は暑いので、温度管理に注意が必要です。
ハムスターは温度に敏感!ペット用ヒーターは必須
ジャンガリアンハムスターは手軽に飼育できるイメージがありますが、温度にとっても気を遣います。
エアコンや保冷剤、クールグッズ等を使って上手に管理してあげましょう。
床材の量は、夏場は少なめ、冬場は潜れるくらい多めに、季節に合わせて調節してあげましょう。
特に真夏は留守中もエアコンを入れっぱなしておく方が安心です。
飼育ケージはエアコンの風が直接当たらない場所に配置しましょう。
温度管理のため、電気代は別途かかります。
温度が高すぎても低すぎてもすぐに命にかかわる危険な状態に陥るので、重々気を付けてあげてくださいね!
2代目のチョコマは、私が温度管理を誤り、寒さのために死んでしまいました。
ヒーターさえ入れていればと、後悔しかありません。
春先や秋口、冬はヒーターが必須アイテムです。
我が家では表と裏で温度が違うリバーシブルタイプのものを使っています。
水槽の底の半分の大きさのものがおすすめです。
暑すぎたときに、ハムスターが自分でヒーターのない部分に逃げることができるからです。
コード類をかじる心配がないので、水槽の外から温めるタイプを使用しています。
湿温計を小屋の中に入れて温度管理をしましょう。
運動不足&ストレス解消のため、回し車は必須アイテム
野生のジャンガリアンハムスターは砂漠にすんでいます。
夜行性で暗いところを好みます。
野生では一日に5キロ以上の距離を走るため、運動不足&ストレス解消に回し車は必須です。
ジャンガリアンハムスターの性格は個体差があり、白い子(パンダ)は活発に動き回りますが、黄色い子(チャッピー)はおっとり&怖がりさんです。
パンダはもちろんのこと、チャッピーも時々回し車にのって走り回っています。
ジャンガリアンハムスターは夜活発に回し車を使うので、音が静かなものがおすすめです。
回し車そのものは静かでも、床材を掘りまわして配置が変わります。
回し車がケースに当たり、すごい音がすることもあります。
ジャンガリアンハムスターを飼うと、夜中はうるさいと覚悟しましょう。
お部屋に余裕がある場合は寝室は避け、温度管理のしやすい静かな場所を選びましょう。
給水器は高さに気を付けて配置しよう。
ジャンガリアンハムスターはあまり水を飲みません。
野菜だけで十分な子もいます。
が、パンダはとにかく活発な子なので、お水もよく飲みます(*´ω`*)
水替えをした後は、いつも水滴をなめたくて給水機にしがみついてナメナメします(笑)
パンダが使っているものは、水のしたたりをピタッと止めてくれるタイプのものです。
チャッピーのものはしたたりを止める機能はなく、なめらかに水が出てくるタイプのものを使っています。
しっかり飲めている安心感があるので、私はなめらかに出るタイプが好きです。
チャッピーはパンダほど飲みません。
野菜は水分が多いものは下痢をするので、キャベツ程度の水分量の物がおすすめです。
食べられる野菜、食べられない野菜があるので注意しましょう。(また別途書きます。)
チャッピーはペットショップでアクアゼリーをもらっていたので、初めの1週間はアクアゼリーを与えました。
正確も臆病で、好奇心旺盛にいろんなものを試す姿も見られなかったので、初めは心配しました。
給水器で上手に飲めない子はアクアゼリーをあげると安心ですね。
ずっと必要なものではないです。給水器を覚えたら、必要ありません。
譲ってもらったパンダは、キャベツだけで十分に水分をとっていました。
床材を掘りまわした後、床材が飲み口にあたるとそこから水漏れを起こすので、注意が必要です。
塗れてしまった床材はすべて交換しましょう。
ちなみに床材は、松の素材のものを使っています。
過去にモミの素材の床材を入れたところ、興奮して全く落ち着きませんでした。
床材には相性があるので、はじめは大量に買わず、その子に合ったものが分かってからまとめて買いましょう。
ハムスターの安心のためにあまり環境を変えない方がいいので、気に入ったものが見つかったら、同じものを使いましょう。
床材が湿気ないように、ストック床材の保管方法を工夫しましょう。
小屋はあまり背の高すぎないものを選ぼう。
野生のジャンガリアンハムスターは地面に穴を掘って暮らしています。
寝る部屋、トイレの部屋、子育ての部屋など、アリさんのように分かれているそうです★
穴の中が落ち着くので、体格にあった小屋を入れてあげましょう。
木のタイプだとかじってストレス解消もできます。
小屋は床がなく、のぞきフタが付いているものがおすすめです。
ハムスターはエサを小屋にため込むことがあるので、衛生管理が簡単にできます。
また、小屋からでてこないときに簡単に様子を見ることができます。
初代ハムのチっ君は体格が大きかったので、途中で広いものに買い替えました。
どうせなら初めから広いものにしておけばよかったと思いました。
パンダは元気すぎてエサをよくひっくり返すので、2階にエサを置けるタイプの小屋を買いました。
2階のエサ置き場にぴったりおさまるエサ入れも買いました。
床材で汚れる心配がなくなったので、安心してエサやりができるようになりました。
エサ置き場は小屋から少し離れた場所に置きます。
エサは必ず食べに出て来るので、ハムスターの様子がよく分かるからです。
活発なパンダの飼育ケージに、屋根の高い小屋を入れていたところ、屋根から水槽のふちに手を伸ばして脱走を企てました!!
あまり背の高いものは脱走の足場になるので、注意が必要です。
初代ハムスターのチっ君はおっとりさんなので、脱走の企ては一度もしませんでした。
個体差がありますね☆
活発な子でも、フタをきっちり閉めておけばいい話ですが、もし蓋がズレていたら…。とか、無駄な心配をしなくていいので手が届かない、屋根の低いタイプのものがおすすめです。
かじり木もいれています。
ガジガジかじって遊んでますよ☆
エサはヒマワリのタネが混ざっていないものにしよう!
エサはシンプルなものにしましょう。
ヒマワリのタネが混入しているものは絶対にNGです。
初代ハムスターのチっ君は知らずにあげていたので、ぶくぶく太ってダイエットフードに切り替えました。
ヒマワリのタネは人間でいうケーキです。
あげなくてもいいし、あげても一週間に一粒で十分です。
赤ちゃんのうちは栄養フードをペットショップですすめられましたが、譲ってもらった子はキャベツも食べるし固いエサも平気でかじっていました。
ペットショップで買ったチャッピーはとにかく心配な子で、栄養満点なものをあげる安心感があり、赤ちゃん用栄養フードを買ってよかったと思っています。
初めのうちはお湯でふやかして柔らかくしてあげました。
譲ってもらったパンダは、ガジガジなんでもたべるたくましい子!
同じ月数なのに、あまりの違いに驚愕でした(*´Д`)
ペットショップって、やっぱりいろんな意味でビジネスなんですよね…。
トイレのしつけをしよう!
ジャンガリアンハムスターはトイレのしつけができます。
初代ちっ君はトイレをしつけれなかったのですは、チャッピーもパンダもトイレのしつけに成功しました!
初めてのときは、うんちをトイレの中に入れておくと、匂いでそこがトイレだと分かるようになるとのこと。
そのとおりにすると、ちゃんとしつけることができました。
お掃除の後も、一粒ウンチを入れています。
野生のジャンガリアンハムスターの巣穴では、寝る場所から一番離れた場所をトイレにしています。
なので、飼育ケージの配置も、小屋から一番離れた場所にしましょう。
トイレは砂が飛び散らないものがおすすめですが、砂浴びが大好きなので、我が家のハムちゃんズは後ろ足で思いっきり砂を出してきます(笑)
よくトイレの中に入ってくつろいでいます。
ウンチはいろんな場所でするのですが、おしっこはトイレでしている様子です。
トイレ砂は誤ってかじらないように固まらないタイプを使っています。
毎朝チェックして、取り除いています。
砂をよく外に出してなくなるので、ほぼ毎日砂ごと入れ替えています。
ここまでで初期費用約:16,000円
※金額はざっくりした概算です。
ジャンガリアンハムスターの飼育維持費
初代ハムスターチっ君の2歳3か月間でかかった費用を概算してみました。
ハムスターフードは途中で安価なものからダイエットフード等、いろいろ迷走したので値段は変動しています。
- 1日3グラムを毎日。600g入りで約800円×6箱=4,800円
- 床材の交換(1回10L)週1交換(2年3か月)30Lの床材を約34袋=23,800円
- ヒマワリのタネ1袋(400円)
我が家はトイレはしつかなかったので使わなかったのですが、トイレを使えたら、お掃除の頻度によって結構コストは上がりますね。週に1回交換だと床材と同じで34袋くらいでしょうか…。
- トイレ砂交換:400円×34袋=13,600円
ちょっと計算に自信がありませんが、参考までに(;’∀’)
もしものときの、獣医さんの診察費用
あと、目ヤニで一度獣医さんにかかったので、その時の費用が2,268円。
背中に小さなできものができて一度獣医さんを受診しましたが、昔飼い犬が受診していたこともあり、良心的な獣医さんで、できる処置は何もないから支払いはいらないと言ってくださいました。(自然に治りました。)
受診したのはその2回です。
金網ケージをかじる癖があり、年老いてから歯が曲がって手術をしたというお友達のジャンガリアンハムスターは、1万円の手術費がかかったそうです。
体調を崩すと保険がないので、どうしても費用はかかってしまいますね…。
でも大切なハムちゃんのためです。
あらかじめ医療費のこともなんとなく頭の中に入れておくといいですね。
水道・光熱費
夏は飼育スペースにエアコンがいきわたるように部屋の境のドアを開けていました。
あまりに暑い日はエアコンをつけたまま外出していました。
冬はもっと気をつかいます。
ジャンガリアンハムスターは寒さに弱いので、春先までヒーターが必須です。
エアコンとヒーターの電気代が別途必要です。
あとは大した金額ではありませんが、お掃除の水道代でしょうか。
週に1回水槽ごと洗っていました。
飲み水は毎日交換していました。
まとめ
飼い始めると必需品以外にもいろいろ買いたくなるもので、遊び用のゲージやハムスター用のおやつをあげたくて購入していました。
ハムスターの飼育本も何冊か購入しました。
(↑おすすめの本)
かなりざっくりした計算ですが、私の実例から概算すると、トータルで7万円くらい見積もっておけば、遊びも入れて幸せなハムライフを送らせてあげられるのではないかと思います。
お金に換算するとなんだか味気ないですが、一緒に過ごす2年間は癒しと幸せがいっぱいのステキな時間です。
小さな小さな命を大切に育む経験は、子どもたちにとても素晴らしい学びを与えてくれます。
ぜひ、ジャンガリアンハムスターを家族にお迎えしてくださいね(*´ω`*)
以上、ジャンガリアンハムスターの生涯コスト概算でした☆
参考になったら嬉しいです。