岡山ママブロガーのマイコです。
子どもにペットを育てる経験、一度はさせてあげたいですよね…。
でも、犬や猫はちょっと大変…。
そんな我が家は、幼児でもお世話ができるジャンガリアンハムスターを飼っています。
初めてのペットにジャンガリアンハムスターがおすすめな理由
- 人になつきやすい。
- 子どもが自分でお世話できる。
- 飼育スペースが狭くても飼える。
- 子どもの総合的な学びになる。
- 寿命が短いので日々命の大切さを感じる。
1.人によくなつき、いやされる
ジャンガリアンハムスターは人になつきやすく、手乗りになる子が多いです。
しぐさがとてもかわいらしく、見ているだけでいやされます。
娘は学校から帰宅すると、一番にジャンガリアンハムスターのもとへ行き、だっこしてしばらく動きません(笑)
がんばったあとの、至福のいやしタイムなんでしょうね(*´ω`*)
2.子どもが責任をもって飼うことができる。
ジャンガリアンハムスターは、子どもが中心になってお世話できます。
自分で責任を持たせて飼うことができるんです。
- 水かえ
- エサかえ
- 食べ残しやフンを取り除く。
- トイレのお掃除
- お散歩タイム
- 毎日の健康チェック
- 週に一度の大掃除
親があまり手を出さずにすむので、自分がこの小さな命を守っているんだという意識が生まれます。
目ヤニが出た時も、一番に様子がおかしいことに気がついたのは長女でした。
幼稚園児の次女も姉をよく手伝い、週に一度の大掃除の手伝いと毎朝の水替えを担当しました。
ハムスターは夜行性で、夕方から活発に動き、昼間は寝て過ごします。
学校に行っている間、ハムスターたちは基本的に寝ています。
昼間留守をする家庭でも温度さえ気をつけてあげれば、留守を気にせず飼育することができます。
ジャンガリアンハムスターは温度に敏感なので、温度管理はとても大切です。
温度は親が気を付けてあげないといけませんが、そのほかのことは子どもで十分お世話できます。
3.子どもの総合的な学びにつながる。
長女はハムスターの本を図書館で借りまくり、欲しい本はハムスターのお世話本ばかり。
自分なりにハムスターメモをまとめ、飼育方法を検討していました。
(↑この本が子どもにもわかりやすくておすすめです。漫画コーナーがあり、ハムスターの気持ちを考えるきっかけになります。)
段ボールでハムスター迷路やおもちゃを作成し、牛乳パックで巣箱を工夫していまいた。
ハムスターについては自分が一番詳しいという自信も持っています。
こういう学習意欲が生まれるのも、ペットを飼う素晴らしい一面です。
一つのことを追求していくうちに、教科の枠を超えて多くのことを学びます。
算数に国語、道徳に理科、図工に家庭科。
机に座って教科書で学ぶ知識とは違い、ペットを飼うことでリアルな総合学習を経験します。
リアルな実践と失敗、試行錯誤。
ハムスターが家にいることで安心し、短い時間なら一人でお留守番ができるようになった子もいます。
4.飼育スペースをとらない。
そして、飼育ケージは写真のようなもので十分飼育できます。
ハムスター専用のステキなケージがたくさん販売されていますが、金網をかじると歯が曲がる可能性があり危険なので、水槽タイプがおすすめです。
ケージの置き場とエサやトイレ砂、床材など、お世話グッズを置く場所があれば、マンションやアパートでも飼育できます。
飼育グッズ等については改めて別記事で書きますが、ペット用ヒーターは必ず買いましょう。ハムスターの飼育には必需品です。
5.命の大切さを日々リアルに学ぶことができる。
長女が小学校に入学したと同時に1匹目のジャンガリアンハムスター:ちっくん(♂)を飼い始めました。
今年の3月に知り合いから2匹目のジャンガリアンハムスター:チョコマ(♀)をいただき、温度管理を誤り、すぐに亡くしてしまいました。
1匹目のちっくんは、2年3か月、最初から最後まで長女が責任をもってしっかりとお世話をやりきり、人懐っこいハムスターで、よく家族にも慣れていました。
長女はちっくんが生きている間中、クリスマス、誕生日、七夕、お正月など、お願い事をするチャンスがあるときにはいつも、ハムスターが長生きすることをお祈りしていました。自分の欲より優先させるものがあるというのはすごいことだなぁとそばで見ていて思いました。
そして、先月、とうとう老衰で亡くなりました。
初めてペットを迎え、毎日のお世話をがんばりました。
自分たちの不注意で、死なせてしまう経験もしました。
いつか失う日が来ることを覚悟しながら1日1日を大切に過ごし、やがて寿命がつき死んでしまう…。
自分たちのチカラではどうしようもない自然なお別れも体験しました。
失った後のぽっかり穴が開いたような、あのさみしくてやるせない気持ちも教えてもらいました。
ジャンガリアンハムスターと過ごせるのは2年から3年と本当に短い間です。
その間に命を育む責任と失敗による後悔、感謝と割り切り等、いろんな気持ちの経験をし、その感情の処理の仕方を学びます。
幼いうちにこういう経験をしていれば、命をリアルに感じられるのではないでしょうか。
ちっくんが亡くなってしばらくたった頃、娘たちに聞いてみました。
言い切った長女。偉いなぁと思いました。
寂しいけれど、一生懸命お世話をしたので達成感もあるようです。
幼稚園年長の次女も、自分なりの考えを持っています。
死んだらどうなるのか、またチっ君に会えるかなど、いろいろ深い話をするきっかけにもなりました。
それぞれ初めての大切な存在の死を経験して、感じることが多かったようです。
新たにジャンガリアンハムスター2匹を迎えました。
そして先日、新たに2匹のジャンガリアンハムスターをお迎えしました。
イエロープディングのチャッピー(♂)と、
パールホワイトのパンダ(♂?)です。
姉の説得とかわいいハムスターたちを前に、次女も新しい子を迎えたくなりました。
お父さんのお許しも出て、家族中が楽しみにお迎えしました。
今度は多頭飼いにチャレンジです。
ジャンガリアンハムスターは基本的に縄張り意識が強いので、ケージはそれぞれ分けて飼います。
また新しい幸せな時間がやってきました。
右も左もわからず迎えたチっ君とはまた違った気持ちです。
初めてハムスターを迎えた時には3歳だった次女も、今はもう6歳になりました。
また新しい学びがあるのかな、と思っています。
これから、我が家のハムちゃんズの様子を時々報告していきたいと思います。
ハムスターの飼育方法もリアルな経験から紹介できたらいいなぁと思っています。
家族みんなに新しいワクワクを運んでくれたハムちゃんズ。
ちっくんやチョコマに学んだことを活かして、これから大切に育てていきたいです。
皆さまもぜひ、初めてのペットにジャンガリアンハムスターを迎えてみてくださいね☆
幸せな時間とたくさんの学びが始まります。