2022年11月末にお迎えしたゴールデンハムスターのチビすけ(♂)とジャンガリアンハムスターのチョロス(♂)がすっかり我が家になじんできました。
手乗りになったよ!チビすけ
我が家に来たばかりの頃のチビすけは、とってもビビり!
ちょっとしたことでも、ものすご~くびっくりしてビクビク音がしそうなほどおびえる子でした。
もちろん噛みつくし、逃げまくるし、神経質な子でした。
それでもめげずに1か月半、根気強く、できるだけ恐怖を与えないように気を配りながら接触し続け、今ではすっかり手乗りハムスターになってくれました。
初めは軍手をつけて、こちらもかまれても痛くてビクつかないようにしました。
手の上には自分から乗ってくるまで根気強く待ちます。
手のひらを乗せるだけの日もあったし、においを嗅ぐだけの日もありました。
じれったいですが、こちらから無理やり乗せることはしませんでした。
関わった後には、必ず手でおいしい果物や野菜など、喜ぶおやつをあげました。
⤴チビすけとチョロスのお気に入りはサクサクりんごです。
軍手で問題なく抱っこできるようになったら、軍手を外します。
初めはどうしても多少噛まれます。
噛まれてもできるだけ最小限の動きで反応を抑え、優しく声かけを続けます。
ゴールデンの歯、めっちゃ痛いんです(;’∀’)
ジャンガリアンの比じゃない((+_+))
深く刺さるので流血し、絆創膏、何度も貼りました…。
噛まれるのはやっぱり怖いので、長袖の時期だし、袖を使ったりして徐々に手のひらに慣れさせていきました。
手乗り化へのコツは、いきなり手を出さず、まずは声をかけます。
チビすけに「この声は、お前だな!?」と認識させます。
次に、手の甲を鼻の前にそっとさし出し、においをかがせます。
「クンクン、これは間違いなくいつものあいつだ!」
と安心させます。
それから手のひらを返して自分から乗ってくるのを根気強く待ちます。
噛まれると痛いし、忍耐の時期です。
安定して乗ってくるようになると、他の家族も同じようにチャレンジします。
私をかみまくって掌の安全を確認したチビすけは、もうあまり噛みません。
子どもは今までの経験上それをよく分かっているので、母が噛みつかれないと分かるやいなや、自分でやると主張し始めます。
今では子どもが抱いた後にしか抱かしてもらえません(:_;)
最近では、家族のだれでも、名前を呼ぶと明らかに反応をするようになり、自分からお散歩に出してくれとせがんでくるようになりました。
チビすけはとってもやんちゃな子で、抱っこしていても落ち着きはないけれど、つかみ抱きまで許してくれるようになり、安心してくれているのが分かります。
子ハム期もかわいいけれど、やっぱりゆっくりと時間をかけて心を開いてくれた後の成ハム期がハム主の醍醐味だと思います。
初めに手がかかった子ほど、気を許した後のゆるみっぷりはスゴイです。
以前飼っていたジャンガリアンハムスターのチャッピー。
来てすぐのころはビクビクおびえてばかりで噛みつきまくり、本当に初めは大変な子でどうなるかと思いました。
すっかり慣れてからは、笑っちゃうほど油断してました。
チビすけもここまで油断してくれたらいいな。
今朝は週に一度のケージの大掃除の日で、朝からお気に入りの巣箱にするため、せっせと巣材を集めていました。
チビすけお気に入りの巣材は、柔ごこちです。
これだけだとフワフワしすぎて回し車が安定しないから、ホームセンターで売っている広葉樹の床材と混ぜて使っています。
ほおぶくろ、めっちゃ入るから見ていてびっくりします。
チビすけは、昼間は生理的な用事以外は全く出てこず、寝てばかりいます。
夜の活動開始は大体22時過ぎ。
朝家族が起きるとエサと部屋んぽをねだりに出て来ます。
朝くらいしかゆっくり関わる時間はありませんが、マイペースに暮らしているチビすけを眺めて癒されています。
あっという間に慣れたおっとりチョロス
一方、ジャンガリアンハムスターのチョロスは初めから警戒心ゼロののんびり屋さん。
最初多少噛みましたが、初日から抱っこでき、お世話に困るようなことは全くありませんでした。
おっとりとしたかわいい子で、動きも柔らかく、本当にかわいらしい子です。
黄色がちょっと入っているせいか、太りやすいのが気になります。
よく食べ、よく眠る。かわいい子です。
ハムスターの性格は一匹ずつ本当に違うんだなぁ…。
初代ジャンガリアンハムスターのチっ君は穏やかで優しい子でした。
初めて巡り合ったハムちゃんとしては、とっても飼いやすい賢い子だったと思います。
まだまだハムスターの飼育のことが分かっていなくて、イエローだったこともあり、食べるのが大好き!
60グラムまで太らせてしまいました(*´Д`)
獣医さんに指摘されてから、せっせとダイエットに励んだかわいい子でした。
2歳4か月まで、一緒に過ごしてくれました。
次にやってきたチョコマ(♀)は、元気すぎるくらい元気で、動き回って止まらないような子でした。
チっ君が全然噛まない子だったので、すごく噛みつくチョコマにビックリしたのを覚えています。
飼い主の無知のせいで、譲ってもらってからたった2週間で凍死させてしまいました。
ヒーターを入れていなかったからです。
温度管理、しっかりしてあげてくださいね。
3代目、4代目は、ジャンガリアンハムスターを2匹、ほぼ同時に飼い始めました。
チャッピー(黄色)とパンダ(白)です。
チャッピーは初めはビクビク恐れてばかりで何度もかまれました。
全身でびっくりして、なんだか動きが極端で面白い子でした。
根気強くかまれまくりながら手乗りになってからは、スッカリ心を開いてくれ、おマヌケな姿を見せてくれるかわいい子でした。
あと、なぜだかすごくにおいのキツイ子でした。
毛並みが悪いし、もともとちょっと弱い子だったのかもしれません。
すぐに白内障になりましたが、1年8か月まで生きてくれました。
もう一匹のパンダはしっかりとした子で、野生でも生きていけるようキリっとした賢い子でした。
この子も初めは噛んできました。頭のいい子なので、手乗りになるのには時間はかかりませんでした。
明らかに頭はいいけれど、チャッピーのように心は開かず、飼い主をみると、急いで小屋の中に駆け込む子で、ちょっと寂しかったです。
次女はめげずに抱っこしてましたが…。
そのおかげで慣れたところはあります(*´ω`*)
ツンデレちゃんでした。
チャッピーがいなくなってすぐ、後を追うようになくなりました。
初めて飼ったゴールデンハムスターのミッチェルは、チビすけとは大違いの性格でした。
キンクマだったせいもあると思うのですが、初めから人懐っこくて、初日から素手で抱っこできる子でした。
初日から当たり前のようにエサを手で受け取り、堂々としていました。
やんちゃすぎるほど元気な子で、ケージの前を通るたびに外に出たくて猛烈アピールしてくる子でした。
部屋んぽが大好きで、パワフルに駆け回っていました。
7か月を過ぎたころ、前日まで走り回って元気だったのに、半日のうちに小屋の前でぐったりと動かないミッチェルを娘が発見し、その日の晩に私の手のひらの中で苦しそうに息をひきとりました。
あまりの急激な体調変化にみんなショックを受け、原因が分からない死に悔いても悔いきれない思いでした。
ハムスターのお世話は子どもが全部しています。
ハムスターを飼い始めると、ハムスターのいない生活がものすごく寂しくて耐えられないものになってしまいました。
11月末にチビすけとチョロスをお迎えし、今までで一番幸せな子にしたいと思っています。
初めて飼い始めた時、長女は小学校入学直前。今では5年生になりました。
次女は3歳から小学2年生に成長。
ハムスターのお世話は、子どもたちが全部しています。
エサヤリ水替えはもちろん、週に一度の小屋の大掃除や掃除後の掃き掃除も、全部二人に任せています。
子どもなのでどうしても抜けがあるので、チョコマやミッチェルの時のような大失敗をしないよう、目を光らせながら見守っています。
子どもたちは今までの経験を活かし、失敗を反省し、毎日お世話をがんばっています。
チビすけとチョロス、これからがとっても楽しみです(*´ω`*)