こんにちは。
今日から中国地方は梅雨入りだそうで、しばらくパッとしない天気が続きそうです☂️
水泳で落ち込む長女
娘がスイミングを習っています。
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初めは、学校で困らないように、4泳法を習得したら辞めるつもりで入会しましたが、今では長女も次女も大会に出場するようになりました。
体の成長と共に大会でベストタイムを更新し、快進撃だった長女。
体の成長も緩やかになり、この一年程思ったようにタイムが伸びなくなりました。
泳いでも泳いでも今までのようにベストタイムが出ない。
去年の春に選手コースに進んだけれど、きつい練習に耐えられなくて元のコースに戻ってきました。
情けなさ、悔しさ、諦め、親やコーチへの怒り、自分自身への怒り。
いろんな感情を経験した出来事でした。
それでも結局やめずに元のコースで自分なりに練習を工夫し、頑張ってきました。
そんななか、6月から今いるコースが選手ジュニアコースに変わることになりました。
選手コースになると、月末のテストがなくなります。
テストといってももう進級は関係なくて、ベストタイムを目指して計測してもらえる貴重な機会でした。
ちょうど月末の今、スクールで受ける最後のテストを受けています。
やっぱり何を泳いでも半年前のタイムを更新できません。
テストを受けるごとに目に見えて落ち込んでいき、この3日間ほどまた大会前後のように元気がありませんでした。
日曜日のテストでは、自分のメインの自由形の100メートルを久しぶりに泳ぎましたが、やはり半年前のタイムを更新できず、残りの練習も上の空で激しく落ち込みました。
練習後、様子のおかしい長女に気が付いたコーチが励ましてくれました。
「高学年女子はそうゆう時期で、毎回大会ごとにベスト出るとか、ベストタイムはそんなに甘いものではないんよ。
みんなしんどい時は仲間に助けられてきつい練習に耐えて、やっとなんとかベストが出るか出ないか、そういうものなんよ。
十分よくやってるし、これから選手コースになって練習時間が少し伸びたら確かにきついけど、努力した分は絶対自分のものになるよ、がんばれ!」
今までずっと子どもたちを一番近くで指導してくれていたコーチに励まされ、目にいっぱい涙を溜めて黙って聞いていました。
喉が詰まってお礼も言えず、頭だけペコっと下げて帰りました。
スイミングに入会した当初から、いつも子供達を気にかけてくれ、励ましてくれていたコーチ。
そのコーチとの練習も日曜日が最後でした。
仲の良かったコーチは、一つ上のガチの選手コースを指導するコーチに昇進しました。
帰宅後も元気のない長女。
前の大会の時に同い年のお友達がお姉ちゃんのお下がり高速水着を着て大会に出場していました。
大会後、しきりにその水着の良さを語っていた長女。
昨日、運動会の振替休日だったので、娘を連れて倉敷にある泳GO〜屋という水泳専門店へ行ってきました。
高機能の高速水着を買いました。
泳GO〜屋は、子どもが大会に出場するようになって以来、いつもお世話になっている水泳用品店です。
店員さんが水泳にとても詳しく、毎回とても頼りにしています。
試着もできるし、一緒にピッタリかどうかチェックもしてくれ、水着の着方も丁寧に教えてくれます。
今回、初めて高速水着を着ることを伝え、いろいろ紹介してもらいました。
高速水着は、普通の大会用の水着とは素材が全然違います。
水を弾き、水に濡れても水を吸わないから泳いでいる時も軽く、適度な締め付けで姿勢をキープしてくれるそうです。
競泳を本気でやりたい人向けのガチ水着です。
その分、めちゃ高い!!
普通の大会用水着は9000円弱のものが多く、練習用水着もそのくらいします。
それでも高いと感じていましたが、高速水着はまたレベチの高さです。
セール品で最安値16000円!
高いものは5万円もします!!
機能も値段の分全然違うようですが。
一般向けではなく、扱いが難しく、破れやすい水着です。
専用のスカートやグローブを使って体をねじ込んで着用します。
店員さんが初め紹介してくれたのは26500円くらいのもの。
高くてびっくりして「こ、こんなにするんですか!?」と思わすいってしまったら、奥にあるセール品を紹介してくださいました。
お姉ちゃんごめん、お母さん、ちょっと今は最安のしか無理だわ…。
正直に伝え、長女も16,000円ので納得してくれたのでそれを購入。
スカートだけで自力で着れたので、今はまだ水着を着るためのグローブまでは必要ないとのこと。
水着とスカート、次女の練習用のメッシュ帽子を購入して帰りました。
高速水着でやる気UP成功か!?
泳GO〜屋の店員さんに、
「いきなり大会で着ずに、絶対に1回練習できて泳いでみてね。」
そうアドバイスをもらっていたので、長女は午後からのテストで長女の本命種目:50m自由形を泳ぐことに決めました。
久しぶりにスイミングへワクワクした面持ちで向かう長女。
タイムはベストタイムにあとコンマ3秒というなかなかいい感じのタイムが出ました。
久しぶりに泳いだ後に笑顔を見せた長女。
みているこっちもホッと一息です。
また6月の下旬に大会があります。
その大会で高速水着デビューをする長女。
0.01秒でも更新してくれたらいいなぁ…。
一進一退 親子二人三脚
昨年選手コースへ行くかどうか、約1年間考える時間があったのに、結局ギリギリまで決めれずにいた長女に、
「あれほど考える時間があったのに、まだ迷うんならいきなさい。」
と言いました。
長女がまだバタフライを習い始めた頃から、ゆくゆくは選手コースに来ないかと声をかけてもらっていました。
そして、その後も昨年の4月までに考えてと何度もコーチから言われていました。
あれだけ考える時間があったのに、ウジウジと決めれない長女に私が苛立ってしまいました。
結局それが大失敗で、長女は自分の意思で進んだとは思っていませんでした。
それに、本人はそこまでキツイ練習でなくても、速くなれると過信していました。
それがこの1年間やってみて、やっぱり思うように速くなれない現実に直面しました。
親子ともども、いい学びの時間だったと振り返って思います。
「泣くほど悔しい気持ちがあることが、コーチは正直嬉しい」といってくれました。
仲間に恵まれ、コーチに恵まれ。
今は自分のことしか考えられない長女。
もう少し育ったら、今の自分を振り返り、周りに感謝できる子に育ってくれたらいいなぁと思います。
がんばれ、お姉ちゃん。
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