ボランティア活動資金調達のための助成金説明会 熱い想いが道を開く

みんつく相談会

岡山ママブロガーの、マイコです。

SOSU(素数)という団体名で西日本豪雨被災地復興支援活動と子育て支援ボランティアをしています。

今日の午後から、みんつく(みんなで作ろう財団)さま主催のボランティア団体への助成金相談会へ出席してきました。

熱い想いが道を開く

みんつく相談会

みんつく ももたろう基金&福武教育文化振興財団助成金相談会の様子。

昨日、急遽ご連絡を受けて、今日の開催です。

SOSUの助成をしていただいている福武教育文化振興財団さまもお越しになるということで、ツイッターやLINE、フェイスブックなど、使える手段を全部使って、皆さまに緊急告知。

私自身も、来年度以降の活動をどうするのかボランティア活動の資金調達は必ずクリアしないといけない課題です。

基本的に、事業内容が利益を生む活動ではないからです。

今回の西日本豪雨復興支援をされている皆さまの中には、同じような想いの方がたくさんいらっしゃると思い、とにかく発信をしました。

私のツイッター発信をみて、ご参加くださった支援者のかたがお越しになり、なんだかすごく嬉しかったです。

助成金を支給していただくには、こういった勢いがとても大切だと感じています。

助成してくださる事業者の方のニーズとマッチしていることも大切ですが、何より、主催者の熱い想い道を開くということが、5か月間の活動を通して分かってきました。

熱い想いが伝われば、ニーズが違ってもその活動に合う方法を紹介してもらえます。

これは、何もボランティアに限らず、人生においても同じことなんだろうと思います。

どんな方も、行動力、ノリや勢いを見て判断されています。

7月の初めに、SOSUとして助成金の説明を受けた時も、熱い想いと行動力がある団体である』ということは必須要件でした。

補助金に対する誤解が一般的にあるようですが、活動内容の実費について支給されるのでボランティア団体の維持費人件費などは支給対象外です。

それでもやりたいかどうか。

熱い想いは、そういうところにも表れるんだろうと思います。

助成金申請書を作成するのも結構手間ですし、審査の上減額されることもあります。

そして、随時活動報告をすることも大切なことです。

最後に、使途を領収書付きですべて報告しなければなりません。

お金をいただく以上当然のことですが、正直手間はかかります。

今日の会は、SOSUを含め4団体が参加し来年度からの助成金について学びあいました。

価値の実現

大芦高原ファミリーキャンプ スイカ割りの様子

最近、SOSUの活動をとおして、自分の中で今までの価値観との大転換が起こっています。

社会的価値に対して熱い想いで動いていらっしゃる方にたくさん出会ってきました。

そして、SOSUの活動を一つ一つ実現していく中で、自分自身がお金がもらえるわけではないのですがやりたいことはどんどん実現していく。

そんな、今まで経験したことのない不思議な体験を繰り返しています。

『やりたいことをするために、お金を稼ぐ。』

そういう価値観で、今までずっと生きてきました。

でも、補助金をいただいて真摯に活動していくことで、自分自身にお金はなくてもやりたいことが実現しています。

災害発生直後、真備からの帰り道、日常と非日常を隔てる総社大橋を渡るとき、毎日、毎日、涙が止まりませんでした。

人は何のために生きるのか…。

人が動く動機って何なんだろう…。

「お金」が動機じゃなくなった時、この世界はどう変わるんだろう。

そんな世界を本気で実現しようとしている方々にたくさん出会うことができました。

一緒に活動しながらお話をお伺いでき、振り返れば本当に学びの多い5か月間でした。

災害を機にたくさんの人が揺さぶりを経験しています。

私自身、被災はしていなくても大きな価値転換を経験しています。

 

私は私の役割を、自分に正直に果たしていきたいなぁとおもう今日この頃です。