岡山ママブロガーのマイコです。
コロナウイルスによる休校措置が始まり、3日がたちましたね。
未曾有の事態で、コロナウイルスが社会を震撼とさせていますが、それと同時に強烈なインパクトで社会に大変革を巻き起こしています。
働き方の多様化が一気に進み、子どもたちの置かれている環境にも注目が集まっています。
何が本当に必要で必要でないのかがあぶり出されてきていますね。
今回の休校措置についても、子どもの外遊びについて、不謹慎狩りがはじまりました。
休校の目的と効果
今回の休校措置の意義は、要するに限られた空間に子どもたちが密集することが原因でウイルスが拡散するのを防ぐことが目的だと理解しています。
私の住む総社市は、小・中・高等学校、幼稚園が休校しています。
学童保育と、学童保育に入所していない子どもたちを臨時で預かる臨時預かりを小学校の教室で、幼稚園でも預かり保育を行っています。
家庭でみれるひとは、家庭で子どもをみています。
このやり方は、働いている親の子どもたちの密集率を下げることができるので、社会経済活動の維持と感染防止、両方にとって効果的でよい方法だと思います。
しかし、どうにも納得がいかないのが子どもたちの外遊びに対する厳しい視線です。
外遊びは本当に悪いのか
今回の休校は、限られた空間に人が集まることによる感染リスクを抑えるためのものです。
- 娯楽施設へ行くこと
- 子どもだけ集まって遊ぶ
この2つがNGなのは納得です。
だけど、専門家によると公園はOKとのこと。
それなのに、人が密集しない公園等での親や大人同伴の外遊びに白い目が向けられるのはなぜですか?
学校という人が密集する空間に毎日行かない家庭にいる子どもたちには、知らないうちにウイルスを運ぶ可能性は最も低いはず…。
毎日会社に通っている大人の方がよっぽどウイルスを運ぶリスクは高いでしょう。
なぜ大人は自由に歩き回っているのに、子どもだけ公園にさえ遊びに出てはいけないのですか??
それを言うなら、大人だって会社や散歩、買い物や飲み食いにだって出かけてはいけない状況のはずです。県をまたいで移動する新幹線や飛行機が稼働しているのだって矛盾しています。
公園での外遊びを規制するほど、今が切迫した状態であるなら、説得できるだけの検証結果を教えてほしい。そして、大人が率先してその危機を乗り切るために実践している姿を背中でみせて欲しい。
総社市内の公園では、この日曜日、子どもたちは肩身の狭い思いをしているのに、お年寄りは大勢公園にあつまり、ゲートボールを楽しんでいました。
ゲートボールが悪いわけじゃないし、お年寄りだって公園で遊べばいい。
その方が健康になって免疫力向上が期待できます。
ただ、
子どもだけ白い目で見られるのはおかしい!!!!
わが子なんて健気なもんですよ。
ちゃんと家庭で過ごして、マスクをして問題集を買いに行き、勉強もがんばってる。
私と一緒に人が密集していない公園や山登り、サイクリングへ行き、外の空気を吸って気分転換して夜はぐっすり寝ています。
外遊びは子どもの健康維持と精神の健全な発達にとても大切なこと。
1か月も家にこもらせる方が免疫力が下がって大人が運んできたウイルスで感染するのでは?
コロナウイルスのリスクと子どもの教育機会の損失と心身発達へのリスク。
メリットデメリットのバランスは?
大人が原因で広まったウイルスの拡散防止のために子どもに一番我慢をさせる社会…。
本当に大切なことは?
今の日本は戦争直前の日本ととてもよく似ているそうです。
- 上から降りてきたものに盲目的に従う。
- 世間が恐くて周りに合わせる。
- 自分に自信もないからおかしいと思っても意見も言わない。
- 流れに乗っている方が楽だからそうする。
今、経済優先、大人の都合最優先の社会の姿が浮き彫りになっています。
子どもには大人に逆らう力はなく、従うことしかできません。
何が『真』なのかは、自分の頭で判断する。
感じたことを率直に声に出して言い合うことは攻撃ではなく、最適解を見つけるためにとても大切なことです。
私は、積極的に公園やサイクリング等の外遊びで子どもを遊ばせ、その姿をツイッターに投稿しています。子どもの心と身体の育ちを守りたいからです。
雨上がりのサイクリング
空気が新鮮で気持ちいい✨ pic.twitter.com/YwecjQil1u— マイコ@岡山子育てブロガー #リトミック (@Utaemon2016) March 4, 2020
いいと思った情報や意見も積極的にリツイートして拡散しています。
今、ツイッター上にはみんなの率直な生の声があふれ、世論が政治を動かす力も持っています。
ツイッターは過激な意見も多く、虚偽情報もあります。
ツイッターを活用するには、情報を正しく読み取る力がとても大切ですが、多様な価値観を持つ人が、自分の意見を堂々と発する数少ない有益なツールだと感じています。
子どもたちが少しでも過ごしやすい春休みになるように、自分にできることをしています。
世間の目を気にして専門家が問題ないと言っている非密集空間での外遊びまで委縮していたら、世の中がもっとおかしくなります。
私は自分自身に呼吸器疾患があり、人よりリスクが高いので、常に情報を追っています。
コロナウイルスが恐くない、他人ごとなわけではありません。
何が必要でなにが不必要なのか。
正しく怖がるとはどういうことなのか。
誰がいい悪いじゃなくて、みんなが幸せに過ごせる方法を、みんなで考えていく世界に生きたい。
コロナウイルス自体はこれ以上被害を出さずに一刻も早く終息し、一斉休校のインパクトが、もっともっと子どもの利益や教育を真剣に考えるに社会に大変革してくれたらいいと願っています。