変化は必ずいいものである『変えれば、変わる』ニール・ドナルド・ウォルシュ

雲

岡山ママブロガーのマイコです。

『変えれば、変わる』ニール・ドナルドウォルシュ

ももいろ

『変われば、変わる』を読んでいます。著者のニール・ドナルド・ウォルシュさんは、『死ぬ瞬間』で有名なキューブラ・ロスの助手をし『神との対話』『神との友情』シリーズを書いた方です。

世の中に変化しないものは一つもない。

雲

世の中に、変化しないものは一つもない。物理学でも証明されています。

苦手分野なので詳しいことは知りませんが、量子レベルでは、すべてのものが常に振動していて、すべてはエネルギー、すべてのものは常に変化しています。

道端に転がる石でさえ、変化しないもの、変化していない瞬間というものはない。

変化は望むから起きる

自分にとって心地いい変化であっても、逆に望ましくない変化であっても、自分が望んだ変化が起きる

そして、変化は必ずいいものである。

変化はかならずいいものなんです。

そして、変化は避けられない

常に同じものは存在しないから、最適かつ必要な変化が常にベストタイミングで起こっている。

3つの現実

水晶

あなたがある瞬間に経験するのは、以下の3つの現実のうち、どれかで、どれになるかはあなた次第です。

3つの現実
  1. 歪められた現実(起こっているとあなたが想像していること)
  2. 観察された現実(あなたの目の前に現れていること)
  3. 究極の現実(今起こっているのは「何」なのか、「なぜ」それが起こっているのか、そしてあなたにとっては「どんな」ことなのか)

1. 歪められた現

潜在意識イメージ

あなたの頭(理性)が、自分の今までの過去(または人類の歴史)から蓄積されたデータをもとに分析し、想像された現実のこと。

例えば、全く知らない男の人が、あなたの目の前で、急に大声で『コラー!!」と叫んだとする。

あなたは脅されたと思う。

恐怖を感じ、胸がドキドキする。

何か悪いことをしただろうかと心配する。

なぜ、そう思うのか。

過去に父親に同じように怒られた経験があるから。

過去に傷つけられた、脅されたと感じたから、その記憶が呼び覚まされ、恐怖を感じた。

自分の過去、文化、歴史、価値感、国等の経験で色付けされ、想像された現実。

それが、歪められた現実

頭(理性)は常に過去のデータを必死になって探し、生存本能から安全を確保できることを最優先して考えます。

その結果、脅されたという経験として防衛し、出来事が経験となり、あなたの現実となる。

頭(理性)は、常に身の安全確保を最優先するというのがミソで、頭(理性)でばかりで考えると、人生が常に怖れと不安に彩られてしまうということです。

2.観察された現実

フクロウ

これは、あなたの今、目の前に現れているそのままありのままの様子のことです。

先ほどの例でいえば、

  • 全く知らない男の人だということ。
  • 急に大きな声を出したということ。
  • 息遣いを感じられるほど自分の目の前だった。
  • びっくりした。

ということ。それだけです。

余計な感情を一切挟まない、ただありのままの現実。

雷が鳴ったとしたら、

  • 空が光ったこと。
  • 稲妻が見えたこと。
  • 大きな音がしたということ。

それだけ

(文化によっては雷は不吉なことが起こる前触れなどという色付けがされます。これは観察以上のものが入っていて、歪められた現実、想像された事実の一例です。)

物事をこの、ただありのままに見ることができるようになることがまず大切で、目の前の出来事に対して、過去のデータから引っ張りだしてきたと自分で認識できたら、あえてそれをもう一度除外して考え直しただ、感じるようにする。

それだけでもずいぶんといろんなことが楽になるそうです。

どんな観察にも、観察結果には観察者の主観が影響します。

歪められた現実観察された現実。この二つの視点を知るだけで、この認識は可能になります。

3.究極の現実

星空を見上げる人

これは、魂の視点からみる現実です。

三位一体という言葉をきいたことがありますか?

以下の3つが「あなた」という存在です。

  1. 魂(霊性)
  2. 頭(理性)
  3. 肉体

今起こっているのは「何」なのか、「なぜ」それが起こっているのか、そしてあなたにとっては「どんな」ことなのか。

これを知っているのは、魂だけです。

究極の現実とは、魂の視点からみた現実です。

は、常に自分の完全性を経験しようとし、常に進化をさせようと働きかけます。

頭(理性)肉体は、自分の完全性を経験するためのツール(道具)です。

変化は、進化させるため、最適な環境を整えるため起こります。

なぜ一見望ましくないと思われるような変化が起こるのか。

頭(理性)では変化を望んでいなくても、はその必要性に気づいているから。

より良い方向が分かっているから。

過去も現在も未来も、すべてを包括して知っているから。

だから、すべての変化は、良い方への変化しかありえません。

頭(理性)ばかりでものを考えるのをやめてて魂から考えてみる。

自分の魂の欲求が変化を引き起こす。

魂の欲求が引き起こす出来事は、いいものでしかありえない。

何も恐れる必要はないということです。

変化とは、怖がるものではなく、自分の欲求に従い、よりよい自分を経験するために用意されたものだということです。

まとめ

タヒチ

変化を悪いものと捉えて生きる。

歪められた現実をみて生存本能のままに生きる。

変化を良いものと捉えて怖れを手放し、自分の欲求を信頼して生きる。

どちらが明るく、楽しい人生になるのか。

常に3つ目の究極の現実を見られるのは、マスターだけだそうです。

相当頑張らないといつもそうはできないってことですよね。

学んだことは実践しないと意味がありません。

最後に、以下の質問に答えてみてください。人生の基本4疑問だそうです。

  1. 自分が何者か。
  2. どこにいるのか。
  3. なぜいまいるところにいるのか。
  4. そこで何をしようとしているのか。

興味を持った方は、是非、ニール・ドナルド・ウォルシュ『変えれば、変わる』読んでみてくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

樺太フクロウ

『サラとソロモン』本田健さんお勧めの本「すべてはうまくいっている」

2017年2月11日