小学校での英語非常勤講師&自宅で子ども向け英語教室を運営しているマイコです。
今日は、小・中学生に英検指導しているときに使っている参考書を紹介します。
わからないをわかるにかえる英検シリーズ
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約10年ほど子どもたちに英語を教えています。
フォニックスの指導をした後、英検合格を目標に子どもたちを指導しています。
フォニックスの指導から始め、フォニックスを終えると、英検5級の学習に入ります。
高校受験までに、受験に有利な資格となる英検準2級取得を目標に指導しています。
どの子もみんな、この「わからないをわかるにかえる英検〇級」シリーズで指導しています。
同シリーズの、単語帳もあります。
小中学生がとっつきやすい構成なので使っています。
イラストがたくさんあり、カラフルで明るい参考書です。
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問題集に簡易的な単語帳が付録でついているので、5級や4級までは別途買う必要はなく、付録の単語帳で充分です。
3級の学習くらいから単語帳を使って語彙を増やしていくのをお勧めします。
参考書が一通り終わったら、英検の受験日を決め、長期休みを利用して時間を計りながら過去問を解かせます。
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過去問は旺文社の過去6回分をお勧めします。
この過去問を必死でやることで、本人に力が付き、合格できるだけの英語力が身に付きます。
学びながら問題のパターンに慣れ、語彙が増えていくからです。
不合格は嫌だという本人の気持ちにも火が付きます。
英検は6割得点できれば合格します。
面接は3級から始まります。
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参考書は、旺文社の二次試験面接完全予想問題集がおすすめです。
面接対策は一人学習では難しく、指導する側にもある程度の英語力が必要ですが、模範解答などが詳細に載っていますので、間違えながら回答のパターンがわかってくると思います。
やりながら慣れてくるのが英検学習ですので、がんばってくださいね。
英検受験は英語力をつける最も効率的な学習法
私は、英検を順番に受験していくことは理にかなった英語学習法だと思っています。
合格すれば、自信もつきます。
英語の習得は本人の努力が必須です。漢字の習得と似ています。
特に、単語は自分自身でたくさん書いて、つぶやいて、頑張って覚えないと仕方がありません。
英語教室に通う子どもたちにもよく話すのですが、先生に教室に来るだけで身につけてもらえるのはフォニックス学習の間だけ。
英検の勉強に入ったら、教室では発音と文法を教わり、習得までもっていくのは自分自身。
英語は努力のいる教科です。決して楽な教科ではありません。
その分、やればやっただけ力がつく教科でもあります。
英検受験にむけ、どの子も直前対策は本当に大変で、努力した結果、合格を勝ち取り、英語力を伸ばしています。
中学英語でつまずかないために、単語の習得は必須
教室では、毎週、年齢に合わせた出題範囲を決めて、単語テストをしています。
ここで自宅学習をしっかりやってくる子は英検受験まで持っていけます。
少量の単語を覚える、その努力すらできない子は、英検受験までたどり着けません。
単語がわからないと、話にならないからです。
中学校のテストも同じです。
英語は努力して覚えないと得点できません。
苦労している子は圧倒的に英語の勉強時間そのものが少ないです。
子どもが中学校に入ったら、単語をしっかり覚えるようにおしりをたたいてあげてください。
英語がわからない子の大半は、単語がわからない子です。
小学校英語はコミュニケーションを中心に学ぶので、単語をそれほど重視していません。
文法も教えません。
小学校の英語の位置づけは、算数や国語はもちろん、理科や社会とくらべてもとても軽いです。
そのイメージのまま中学校の英語を始めると、後でとても苦労します。
どうか、お子さんがこれから中学校に上がるという親御さんは、中学校に入ったら英語はしっかり自分で勉強しないと大変なことになるといってあげてくださいね!
入学したてのテストは、どの子もたいてい良い点が取れます。
そこで油断しないことです。そのあとからが本番です。
中学1年で学ぶ基礎(英検なら英検5級)をベースにとし、派生するように文法が積み重なって展開していきます。
中1の英語は、とってもとっても大事です。
なんだか最後、熱くなってしまいましたが、教室に通ういろんな子を思い浮かべながら書きました。
参考になったらうれしいです☆
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