教師必読の書!「幸せになる勇気」学級経営に悩むすべての先生へ。「嫌われる勇気」続編 おすすめです。

幸せになる勇気

教育とは何か。人生の本質を見つめ直す良書。

「嫌われる勇気」4月に読んで以来、ずっと気になっていた続編

今まで自己啓発本は散々読んできたし、心理学系の本もたくさん読んだ。

続編だし、書いてあることはどうせ似たようなことよね。と思い、今まで手に取らなかった。

私は悩むと本屋に行く。今回も一歩踏み出す勇気がほしかったんだと思う。

私が題名から連想する内容とは少し違っていたが、特に教師、子育て中の親にはとても意味深い本だと思う。

学級崩壊に悩む教師へと変わった青年哲人のもとを再び訪れ、アドラー心理学をどう現実に役に立たせるのかを問うていく内容だ。

学級崩壊とは何か、どうすればよかったのか。いつも心に引っかかる、あの一年の事が整理できた。

学級崩壊とわたし。

何を隠そう、私も転職1年目のクラスは学級崩壊状態だった。よく一年もったと思う。くそ真面目理想に燃えていた私は、現実に直面してどうしたらいいのか分からず、ただただ困り果て、泣いていた

私の赴任校は小学校といえど、県内では指折りの大変な学区だった。やんちゃ盛りの3年生を受け持った。

教員は一年目からベテランと同じ条件のもと、初日から一人で教室で働き始める。右も左も分からないままクラスに入り、一人で何もかもこなさないといけない。当然段取りが悪く、子どもはそれを見透かす人間的魅力が十分にあれば、それでもうまくいくのかもしれないけれど、残念ながら私は器も小さかった

A君は正面から私にぶつかってきた。いらだちをあらわにし、ことあるごとに反抗してきた。A君を中心に学級のルールが壊れ始めた

必死で授業を考え、一日の流れを工夫し、子どもと外に出て遊んだ。何をやってもうまくいかない。一度崩壊パターンができてしまったら立て直すのは至難の業だ。

疲れ果て、生理は止まり、体脂肪率7パーセントまで痩せてしまった。女子は同情からか、事あるごとに助けてくれた。情けない話だけど、それで乗り切れたんだと思う。必死で歯を食いしばり、1年が過ぎた。

2年目からは教師サークルに参加し、徹底的に授業生徒指導について学んだ。自分の授業をビデオに録り、先輩先生に観てもらいアドバイスをもらう。とにかく分からないことは聞き、研究授業にも立候補した。毎日子供と遊び、夜は授業の準備に精をだした。

2年目のクラスは最高だった。1年目が嘘のようだった。

後で分かったことだけど、一年目のクラスの子供たちが私を嫌っていたかというと、そうではなかったようだ。A君は卒業式の日に育児休業で学校にいない私のために、わざわざ手紙を書いてくれていた。

「先生の事を忘れません。また会いたいです。ずっとずっと僕のことを応援してください。ありがとうございました。」そう書いてあった。

が出た。

他にも私を困らせていた子供たちが、優しい手紙をたくさん書いてくれていた。

知識と経験、人間力、おまけに技術が足りず、むちゃくちゃで本当にあの子たちには申し訳ない気持ちでいっぱいだけれど、毎日毎日必死で、ありのままの自分を出すしかなく、本気だったのは間違いない。本当に情けない先生だったけれど…。

「幸せになる勇気」を読んで分かったこと

A君は教室にも、家にも、居場所がなかったんだ。必死でにそれを求めていたんだ。に認めてほしかったんだ。クラスに居場所を作ってほしかったんだ。

私はというと、自分の技術の未熟さ家庭環境のせいにしていた。保身そのものだった。学級のリーダーになろうとし、常に上から目線で、決してA君の友人ではなかった。

「幸せになる勇気」を読んで、理解できた。

A君は結構乱暴で、いわゆるジャイアンタイプだった。心からの友達がいるかというと、そうではなかった。恐れて取り巻いている友達はいたけれど。1,2年生の時の担任の先生は退職間際で、やり手の超ベテラン先生。素晴らしい先生たちだけど、のびのびと自分をだせる環境ではなかったと思う。

A君はきっと、他でもないに、何とかしてほしかったんだと思う。

あの時の私にはそれができるだけの力はなかった。自分に必死すぎて、気づくことさえできなかった。学級崩壊とは、そういうことなんだろうと思う。

「尊敬」とは。

尊敬とは、人間の姿をありのままに見て、唯一無二の存在であることを知る能力のことである。

尊敬とは、その人が、その人らしく成長発展していけるよう、気遣うことである。

他者を操作しようとする態度、強制しようとする態度には一切の尊敬がない

尊敬の具体的な第一歩

他者の関心ごとに関心を払うこと。一緒にそれを楽しんで初めて自分が認められていると感じること。他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じること。

共感するということは、「もしも私がこの人と同じ種類の心と人生を持っていたら?」と考えること。

共感とは、他者に寄り添うときの技術であり、態度である。子どもであっても、対等な存在として接する。

「悪いあのひと」「かわいそうな私」ではなく、「これからどうするのか」子供とともに考えること。

人は皆、劣等感を持って成長する。共同体への所属感を求め、「共同体の中に特別な地位を確保すること」という目的に根差して行動している。

教師の役割 

教師とは、カウンセラーである。教育の目標は、「自立」である。カウンセリングとは、「再教育の場」である。

教育とは「介入」ではなく、自立へ向けた「援助」

自分の人生は、日々の行いは、すべて自分で決定するものなのだと教えること。そして決めるにあたって必要な材料:例えば知識経験があればそれを提供してい行くこと。

子供たちの決断を尊重し、その決断を援助する。いつでも援助する用意があることを伝え、近すぎない、援助ができる距離で見守ること。

教室は民主主義国家である。学級という国家の主権者は教師ではなく、子供たちである。本当の民主主義とは、競争原理ではない。協力原理に基づいて運営される共同体では、「人々は私の仲間である」というライフスタイルを身に着けることができるようになる。

横の関係を築くこと。

「信用」とは、相手の事を条件付きで信じること。担保あっての関係。

「信頼」とは、他者を信じるにあたって一切の条件をつけないこと。

先に相手のことを信じる。

「与えよ。さらば、与えられん。」

人は親から愛されるためのライフスタイルを確立する。「人生への態度」自らの意志選択する。

「愛されるためのライフスタイル」とは、いかにすれば他者から注目を集め世界の中心に立てるかを模索する、自己中心的なライフスタイル

愛するということ自らの意志選択する。

他者を愛する技術を獲得すること。

人生の主語が変わる。「わたし」や「あなた」より上位のものとして「わたしたち」を掲げる。

ひたすら信じ、ひたすら与える利他的な態度によって「交友」の関係は生まれる。

愛し、自立し、人生を選べ

は、「私」からの脱却「自立」とは、自己中心性からの脱却。

他者を愛することによってのみ、自己中心性から解放される。他者を愛することによってのみ、自立を成し得る。そして、他者を愛することによってのみ、共同体感覚にたどり着く。

目の前の相手と、ただひたすら今をダンスする

ただ、自分から愛すること。それだけ。

人は皆、別れるために出会う。

「今、真剣にここを生きる」とは、。すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすら「最良の別れ」に向けた最善の努力を傾けること。

シンプルな日常を生きる。

毎日はシンプルであり、ただ続けることが一番難しい。

すべてに通じること。

愛することを選択し、今を生きること。

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shoubecchi

子育て、仕事、趣味。どれもあきらめたくない。ホリエモンの本に出逢い、本音で生きること決め、退職を決意。新しい生き方を考え、日々バージョンアップしていきたい。アラフォー母の挑戦の日々をアップしていきます。1980年生まれ。5歳と3歳の娘、旦那の四人暮らし。岡山県在住。趣味はゴスペル、アカペラ、読書。子育てを中心に、岡山県でのリアルな地方育児の情報をアップしていきます。大学を卒業後、国家公務員として会計や健康保険、年金関係の事務に従事するも、まさかの社会保険庁解体を機に教員採用試験を受け、小学校教員に転職。2016年7月に退職。現在公民館講座として幼児向け英語講座FUN!MUSIC!!およびSoja Gospelを立ち上げ、奮闘中。