岡山ママブロガーのマイコです。
子育てを機に小学校教諭を退職し、自分の講座をゼロから立ち上げました。
現在、週に1回、2レッスンで、パート収入程度を得ています。
私が講座を立ち上げたのは、上の子が幼稚園の年中(4歳児)、下の子が2歳の時です。
小学校教諭を退職したのは、子どもを自分でしっかり育てたかったからです。
夕方16時から2レッスン。わが子も一緒に通っています。
学校・園の行事にも参加できるスケジュールで働いています。
働き方は、自分で自由に選べます。
自分の講座を開講することは、そんなに大変なことではありません。
必要なのは、勇気と決意だけです☆
これから具体的な6つの手順を紹介します。
■目次
その1 絶対に開講すると決める

まずは、決めることです。
これが、一番に大事です。
何となくではダメです。
決めたらできます。
迷いを全部、断ち切ってください。
人生は何事も、やるかやらないか。
それだけです。
やれば、必ず実現できます。
やらないから、実現しないだけです。
自分が本当にやりたいことがみつかったら、あとは全力でするだけです。
まずは、自分自身で、絶対に開講すると決めてください。
その2 実現したい価値を、具体的に考える。

まず、どんなジャンルの何をするのか。
なぜ、それをしたいのか。
実現したい価値は何なのか。
じっくり考えてください。
講座の開設場所を探しに行くときにも、生徒を募集するときにも、何がしたいのか、それが明確になっていないと、説得力がありません。
一番大切なのは、あなたが提供したい価値が明確であることです。
以下のように、相手に説明できるレベルまで、考えてみてください。
私は、幼少期の今だからこそ最大に身につく、英語独特の音とリズムを体得させるためのレッスンをしたいと考えています。
フォニックス(英語の綴りと音の法則)に力をいれ、自分で英語をみたら、読める子どもを育てます。
フォニックスを学ぶことで、発音がよくなるのはもちろんですが、リスニング・ライティング能力の高い子どもに育つと考えているからです。
英語音楽を使って遊びながら学ぶことで、『今、この瞬間が楽しい!』時間と空間を創出し、これから始まる長い英語学習の礎となる、『英語って楽しい!!』という気持ちを、育てます。
また、異年齢ミックスで毎週のレッスン&季節のイベントレッスンをすることで、学校・園以外の第3の居場所を創出し、発達の違いを子どもたちに体得させ、コミュニケーション能力を育成したいと考えています。
子どもは、体験したことは、できるようになるからです。
年上の子が年下の子とかかわることで、小さい子どもたちへの想いやりを学び、小さい子は自分がしてもらって嬉しかったことを、他の子にできるようになります。
自分だけが楽しいのでは、クラス全体が楽しくない。
そんな、ありのままの体験を次に生かす経験を、レッスンを通して子どもたちに授けたいと考えています。
そのためには、子どもたちがしっかりと動き回れる場所が必要です。
時間は、子どもの集中力がもつ、45分間でレッスンします。
月謝は、3,000円を考えています。
その講座を開講することで、相手にどんなメリットがあるのか、明確な説明が必要です。
やりながら変わっていくのは、全く気にしなくていいです。
- 実現したい価値
- 内容
- 対象者
- 場所
- 時間
- 価格
以上を明確に考え、決めてください。
※価格設定は、安くしすぎないように注意してくださいね。
後から値上げするのは、なかなか難しいです。
その3 場所をさがす

FUN!MUSIC!!リトミックタイムの様子
やりたいことが固まったら、次は場所探しです。
- 自宅
- 貸店舗
- カルチャーセンター
- 公民館等
初めて開講する場合、継続して運営していけるのか、まだわかりませんよね。
その場合、場所にあまりお金をかけるのはちょっと危険です。
資金に余裕がある場合は、好きな場所で開講されたらいいかと思いますが、私は余裕がなかったので、いろいろ調べました。
①自宅
- スペース
- トイレ
- 駐車場
- プライベートスペースの確保
- 保険
以上、すべてクリアできてたら、ご自宅で開講されるのが一番リスクが少なくていいですよね。
私の場合は自宅ではできない内容なので、場所を借りること前提で動きました。
②貸店舗
- 家賃
- スペース
- 設備
- 駐車場
- 契約内容
- 保険
- 周辺の環境
以上がチェック項目かなぁと思います。
貸店舗を借りていないので、具体的には分かりません。ごめんなさい。
月謝で家賃が賄えて収益がでるなら、貸店舗もありだと思います。
③カルチャーセンター
講座を専門でやっている事業者のもとで開講することもできます。
受付で声を掛けたら、開講手順を教えてくださいます。
企画書を提出して、施設の主旨にあっていれば誰でも開講可能です。
メリットは、
- 広告・宣伝で集客を手伝ってもらえる。
- 環境が整っている。
- 受付・会計業務等、事務をしてもらえる。
デメリットは、
- 手数料が高い。
当然、場所代・広告・宣伝費・事務経費がかかりますので、私が聞きに行ったところは、月謝の半額+場所代を支払うことになってました。
私は自分でホームページも作れるし、宣伝・広告も自分でできる自信があったので、カルチャーセンターは候補から外しました。
ホームページは作れなくても、今はSNSを使って宣伝できるので、上手に使えば集客は可能です。
私の経験上、
- 体験イベントの開催
- チラシの配布・掲示
- 口コミ
以上、3つが集客に有効です。
ホームページ・ブログが有効なツールなのは間違いないですが、実際には、かなり、アナログな世界ですよ☆
④地域の公民館
私は、地域の公民館をお借りしています。
子どもの学区内で、子育てをしながら仕事をするのに、最適な場所だからです。
公民館は、公の場なので、市区町村ごとにやり方は違うと思いますが、基本的には、館長さんにお話をします。
公民館の本来の形は、
こういうことをしたいと言っている人が、その地域で複数人、すでに集まっているので、教えてくれる先生をお招きして講座を開設してもらう。
という流れです。
カルチャーセンターと違って、営利目的の企業は、利用できません。
館長さんの判断によるので、自主講座をどうとらえられるかは、話をしてみないとわかりません。
私の場合は、館長さんが、講座の主旨に共感してくださったこと、また、その地区の住民なことで、OKがでました。
生徒候補者も地区の子どもたちがほとんどなので、主旨に合っていたんでしょうね。
メリット
- 年に一度、市の広報に掲載してもらえる。
- 使用料が格安なこと。
- 施設環境が整っていること
- 公民館自体が、保険に加入していて、それが利用できること
- 発表会など、イベントがあること。
デメリット
- 年に数回、公民館の役員会議に出席しなければならない
- イベントや大掃除の手伝い
- 公益の主旨により、高い月謝設定はできない
- 人気なので、時間枠を確保するのが大変
初めて講座を開講されるには、ちょうどよいと思います。
自分の経験上、一番おすすめです。
その4 開講時期を決め、体験レッスンを企画する

異年齢ミックスで遊ぶFUN!MUSIC!!の様子
体験レッスンは、開講の1か月前か、2か月前くらいに開催しましょう。
一番理想的なのは、実際にレッスンする場所で体験レッスンやイベントを開催することです。
私の場合は、はやく開講したかったので、場所探しと並行して動いていました。
人気のところは早く埋まってしまうので、はやめに場所を探しましょう。
この時にも、イベントの主旨が、相手にわかるようにしっかり説明できることが大切です。
場所が決まったら、チラシを作って、開催場所でも宣伝してもらうことができたらいいですね。
- 友人への声掛け
- 地域の店舗等へチラシ掲示・配布依頼
掲示やチラシ配布は、値段がなければOKとか、店舗ごとに決まりがあるので、断られたら理由を聞いてみてください。
結構、迷惑気に冷たくあしらわれる場合も多いので、心臓に毛を生やしていきましょうw
そんなもんだ、って思って、気にせず乗り切ってください☆
前にも言いましたが、一番生徒さん獲得につながる集客方法は、超アナログな世界なので、少々のことでへこたれず、地道な努力が一番大事です。
あとは、内容を組み立て、必要なものを購入し、準備あるのみです。
その5 チラシを作成する

ボランティアイベントの告知画像
チラシというか、パンフレットっていうんですかね。
あなたがやりたいことを、相手に伝えるためのツールです。
明確に伝わるように、意識して作成しましょう。
チラシには2種類あります。
- 不特定多数の人に、気付いてもらう
- 顧客候補に向けて、より詳しく講座の主旨を伝える
掲示用や集客のためのチラシは、おしゃれ感より、字の大きさやイラスト等を工夫して、何をするのか、パッと見て、すぐ伝わることを優先して作りましょう。
【例】

私のボランティアイベント告知ページのアイキャッチ
これは、私がしているボランティア活動SOSU(素数)の、ホームページの、イベント告知のアイキャッチ画像です。
何をしたのか、どこであるのか、いつなのか、必要な情報を『絵』で視覚的に伝えています。
印刷物にする場合は、フォントや色をもっと目立つものに変えると思います。
気づいてもらえないと、掲示しても意味がありません。
おしゃれ感より、伝わる!を最優先してくださいね☆
2は、ニュースペーパー的なものです。
体験レッスン当日や、更新時期に配布するものです。
私はできていませんが、定期的に普段から発行できていたら、よりいいと思います。
講座に本当に入ってくれそうな方に向けて発行するものです。
詳しく書いて、しっかり伝えましょう。
その6 HPやSNS専用ページを作成する。

ボランティア用のホームページアイキャッチ
講座用のホームページは、ハードルが高い方もいらっしゃいますよね。
- 専門業者に頼む
- 自分で作る
以上、2択でしょうか。
ホームページは、コストと努力次第で開設は可能です。
ホームページはあるに越したことはないですが、なくても大丈夫です。
ちなみに私は、ワードプレス(ブログの無料ソフトウエア)でブログを書いています。
この機会に勉強されても新しい世界が広がって楽しいですよ!
ただ、色々カスタムしていかないといけないし、サーバーレンタル料など、多少お金がかかるので、大変ではあります。
手をかけたくなかったり、苦手意識が強かったら、SNS等を利用するのが一番です。
- フェイスブック
- LINE
- インスタグラム
- 無料ブログ
など、お金をかけなくても、無料で使えるウェブ上のツールはたくさんあります。
この機会に思い切ってアカウントを取り、専用のページを作ってみてください。
講座開設後も、何をやっているのか、定期的に発信していくことで、今後の教室の運営・集客で楽になります。
発信していることがきっかけで、別の仕事の依頼が来たり、手をかけた分、嬉しいこともたくさんありますよ!
ちなみに、私は、
- HP兼ブログ
- フェイスブックページ
- LINEタイムライン
- ツイッター
を使っています。
まとめ

私の経験をもとに、分かったことをまとめました。
お役に立てたらうれしいです。
はじめの一歩って、本当に大変ですよね☆
一番難しいのが、最初の一歩です。
でも、その一歩がないと、何も始まらない。
『為せば成る』は、世界共通のシンプルな法則です。
最初にも書きましたが、やれば、できます。
決めて、動けば、必ず実現します。
失敗したって大丈夫です。
一つ、賢くなるだけです。
でも、やらなかった後悔は、この先ずっと、ついて回ります。
すてきな講座が生まれますように☆