五感型人間と多感覚型人間『スピリチュアルパートナーシップ』ゲーリー・ズーカフ著

岡山ママブロガーのマイコです。

すてきなスピリチュアル本を紹介しています。

『スピリチュアルパートナーシップ』(上) 魂のアップデート ゲーリー・ズーカフ著

上下巻で500ページ以上ある本ですが、面白くてあっという間に読み終わりました。

本書では、「愛」のことを「パーソナリティの愛に満ちた部分」。

「恐れ」のことを「パーソナリティの脅えている部分」と表現してありました。

現在はかつてない変革の時。

「五感型人間」「多感覚型人間」の二種類が共生していて、「五感型人間」の生存が徐々に不可能になり、「多感覚型人間」がどんどん誕生してきている。

いずれ人類はすべて「多感覚型人間」にとって代わる。

「五感型人間」とは、文字通り五感の枠の中で物事を判断し、外側のパワーを追究する。

何か事が起こった時、その原因を周りの責任にし、周りを操作しようとする。

物事の結果の原因はすべて「行動」にあると考えている。

人生はいつも偶然の連続であり、周りから求められる役割を役者として演じ続ける。

多感角型人間

「多感覚型人間」は、五感の枠を超え、霊的な成長を目指す。

何か事が起こった時、自分の体の変化と感情に目を向ける。

自分のその感情がどこからきているのか、その原因を自分の内面に求め、真のパワーを創造することに努力する。

周りを変えることは不可能だと自覚していて、自分を変えようとする

人生で起こる出来事はすべて原因と結果の法則に基づき発生しているものだと理解していて、人生は自分で創造していると考えている。

物事の結果の原因はすべて自分が抱いた真の「意図」にあることを自覚している。

「愛」か「恐れ」か

ハートカード

自分の目の前に起こることはすべて、自分が引き寄せたものである。

目の前にいる人は、すべて霊的な成長を促進するための好機を与えてくれている。

例えばすごく「気分屋」で嫌だと思う人がいて、その特徴が気になる場合、「気分屋」という嫌な部分:「パーソナリティの脅えた部分」を自分自身が持っているからそこが刺激されて嫌だと感じる。

五感型人間の対応

自分にとって何か嫌なことが起こった時、それを怒りや苛立ちに任せて感情のままに陰口を言ったり、相手を罵倒する等の行動をとる。

本書では「竜」に例えていました。

怒りという名の「竜」は強力で心の中を暴れ回る

飼いならすなんてとても無理だと思うくらい強靭に襲ってくる。

その「竜」を暴れるままにさせて竜のやりたい放題にさせておくのが「恐れ」という選択。

引き起こす結果は一時的な解放感とともに永続する苦痛をもたらす。

多感覚型人間の対応

自分の体の感じ方に意識を向け、自分が今「怒り」を感じているというその感情をいったん受け止める

そして、なぜ怒りを感じるのか、その原因を自分の内面を探ることで突き詰めようとする

「竜」の存在を認め、暴れまわり、「竜」のなされるがままに行動したいという衝動を必死で押さえる。

そして「竜」の思うままにさせず、常に「愛」に基づく部分から発生する行動を選択し、実行する

引き起こす結果は無力感パーソナリティの脅えた部分の癒しをもたらす。

心の中のプレーヤーを選択する

心の中には「怒り」「恐れ」「恐怖」「逃避」「忍耐」「思いやり」「優しさ」「許し」など、複数のプレーヤーがいる。

コートでどんなプレーヤーを使うかは自分に任されている。

慣れ親しんだプレーヤーをコートに送り出し、いつも同じ結果を招くのか、使い慣れたプレーヤーの要求を抑えて新しく創造的なプレーヤーを選ぶのか。

心の中の選択は、常に自分にゆだねられている

まとめ

長くなるので、この辺でいったん区切ります。

とても深い本で、一度では書ききれません。

「良心」と「誠実さ」について。

「友情」と「スピリチュアルパートナーシップ」の違いについて。

家族・友人・同僚・夫婦関係について。

すごくハッとさせられる内容ばかりだったので、ぜひ読んでみてくださいね。

『スピリチュアルパートナーシップ 魂のエンライトメント』

2017年4月8日

『スピリチュアルパートナーシップ』ゲーリー・ズーカフ著 レビュー

2017年4月3日